静けさ 揺れる
俄な雨、
光の空から
降り注ぎ
宇宙を回遊する言ノ葉たち
凝集しては散 ....
雲が帰って
空には誰もいない
見上げるすべてが
星と月だけのものになる
やが ....
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僕は、君が喜ぶような冗談をずっと考えている。
冗談を君と言いあう時間が、冗談みたいに楽しいから。
....
静けさを聴く川蟬や風の音
風の舞う月夜に集う天使達
風一吹き粉雪散らす初冬かな
休み増えても給料歩合 酒は増えても出かけない
端からなにも無かったくせに 失くしたものと想 ....
こころの本当を覗いている
そこに何が存在しているのか
ただ飽和している
そんな感覚
それ ....
なんねんぶりかに
積もって雪は
街を無音の
影絵に変えた
車は止まって
どこにも着かな ....
しわくちゃの
ハンカチに
包んだまま
洗濯物の中から
出てくる
最後に
拭き取ったも ....
聡明な月明かりに照らされて
抒情が三番ゲートを離陸します
ホワイトライトの街明かり
滑走路 ....
重ね重ねも雨に濡れ
あらゆる色彩、
交わり合い
響く響く樹幹に響く
)回転し続ける万華鏡 ....
I
そよかぜがふく
冬のちいさなすきま
まわりでは雨がふっている
かさを ....
人生の射幸性は何割もないこと、知っているから花を育てる。
朝の頭痛が
深海を泳ぐ
今日生まれてきたこと
精一杯謳歌したいのに
重い荷物ばかり背負って
....
思いでの切れはし集めて並べたよ
ボロボロになった古い写真みたいに
今朝は青い空に白い雲が散ら ....
子供と大人の境界線なんて見たことなかったよ
いつの間にか大人になっていたし
この先子供に戻るかも ....
進化主義共和国
日本を歩き進むには
進化した目が必要
溢れるメディアから
ポイントに集中でき ....
プロとはその仕事だけで
生活費のすべてをまかなえる人
セミプロとはその仕事だけで
生活費のすべ ....
《中央》を
突破する恋、選んだの
絶対未練が残らないように
ああ、それで
目の前の世 ....
もこもこセーター
包まれて
見上げた空は
透明と青
伸ばした手のひらの中
走り回る赤色は
....
断崖絶壁に追いつめられて
片方の足を踏み外した
寝床の中で右側の足を蹴ってしまった
それで ....
種を蒔いて
たくさん たくさん
花の種を蒔いて
あなたの喜ぶ顔が見たい
カラスが落とす胡 ....
あなたは野ばら
小さな微笑みの中に
大きな朝露をためて
揺れる空気を待っている
あなたは ....
アルペジオの
階段を探して
一本のギターが
僕を立たせる
ざわめくノイズが
傷口を開け ....
夏の余韻は完全に消えて
秋に成り切って
寒さが少しずつ増していく
秋の潮騒は何処か寂しさが ....
あのころゲーテを読み返しては
死んだように眠った
いまではゲーテも読めないから
枕をたかく ....
お陽さまに手をかざしてみたい
生きているってわかるから
お月さまに挨拶したい
今日 ....
舞い降りてきた粉雪が
トーキョーには珍しくて
傘を持たない人々は
慌ててカフェ ....
或る奈良の公園で
わたし見てしまったんです
箱の中から出られない
まだ小さな小さな ....
大切にしていた、
とてもお気に入りだった、
食器が割れました
パリンと音を立てて
それっ ....
大河ドラマ「花神」の中で
『人の一生には命の長短に関わらず
必ず人生の春夏秋冬がある』
と吉田 ....
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