母方の墓参りを済ませて
自転車で80分
父方の墓へ向かう
記憶に残らない事柄を脳の表面で思い
 ....
パリの妖精
第2話「ブローニュの森の妖精」


木漏れ日を閉じた目蓋に受けて
アントワネッ ....
歩いて数分の墓所へ一人
車に轢かれた猫と信号待ち

擦れ違ったゴミ袋を持った近所のおばさんが「 ....
ツクヅク シュクダイ
セミに急き立てられて焦ってる
ぼくの夏休み日記
河童に化けたり蛙に化けた ....
バスの中 じゃんけんしている二人組を横目に 降車ボタンを押す 合わす手に 多くの時間 刻まれて 思い出すあなたは 若いまま

セミの声とオリンの音に包まれ 私 ....
きすの痕すら残せぬ恋路 {ルビ口紅=べに}をぬぐえば夏が逝く ついでに牛乳を買ってくると
君が出ていったまま
何回目かの夏が来て
僕は未だに
コーヒーをブ ....
闇の重みがぐんにゃりと
魂に激しく切迫し
私の意識は朦朧として
呻きながら覚醒する

真夜 ....
夜空に絵を描くために
人は花火を打ち上げる
灼熱の夜空の強靭な肌を
華々しく出血させるために
 ....
朝雨に濡れたアスファルト黒々と
道端の蝉夢を観ている


砂浜にポツンと置かれたサイダーの
 ....

君の幸せは、もう、静かな心臓へ帰るといい。

夜間飛行のともしびが、
寒い砂漠の夜空に ....
恋に落ちてばかりじゃダメだ。
たまには、恋へと這い上がらなきゃ。
少女の頭の中に象が住んでいる。作文をしている時、句読点をどこに打ったらいいか、背後からそっと教えてく .... パリの妖精
第一話「オペラ座の妖精」


空ほど高いフレスコ画
砂時計を止めるほど美しい階 ....


夕日の卵を提灯にして
黄昏に天国から降りてくる

想いが長い階段になり
一段づつ踏ん ....
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2019年8月12日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほおっておけばそのうち濁り出すだろう徘徊メガネ自由詩319-8-12 21:32
ブローニュの森の妖精丘白月自由詩019-8-12 21:23
となり徘徊メガネ自由詩0*19-8-12 21:16
つくつくぼうしyo-yo自由詩119-8-12 21:13
降車ボタンミツバチ短歌0*19-8-12 20:18
思い出す短歌019-8-12 20:16
都々逸46U伝統定型各...119-8-12 19:42
カフェオレねなぎ自由詩219-8-12 15:56
闇と孤独(改訂)ひだかたけし自由詩1219-8-12 15:54
花火葉leaf自由詩219-8-12 15:35
夏の秘め事長崎螢太短歌2*19-8-12 15:28
砂漠のともしび秋葉竹自由詩1419-8-12 15:04
クーヘン自由詩0*19-8-12 13:47
別種ねむのき自由詩419-8-12 13:00
オペラ座の妖精丘白月自由詩019-8-12 10:36
ホオズキの妖精自由詩019-8-12 7:44
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