つめを剥く爪の転がる香ばしさ 言いたいことなど無かったのかも
立ち枯れの紫陽花程に美しく ....
窓から見える
甘やかな夕焼け 綺麗
こんなに綺麗でいいのだろうか
空の柔らかなため息で
....
魂、魂、降て来よ
何を考えているのかわからない
と言われる
ならばわからないままでいい
....
好きになっていく
好きになっていくと
ある朝そらに一面に
きみの胸像が浮かぶ
....
からだが、あたまが
ことばでほうわじょうたいになって
もの、すごい、吐き気
けれどかたちをなさ ....
生きる事は
何かを誰かを
あやめる事
奪い奪われを
繰り返す事
それに疲れた人達は
....
ある日
詩人の詩を読んで
自分は詩人であると知る
ある日
詩人の詩を読んで
自分は詩人では ....
夏には 黄色い向日葵
昼には 大きな 太陽
光の色合いは
凡そ そんな イメージ
....
入眠幻覚が
幻想を生み出す
ひとつの要素であるとすれば
まともでいるためには
人は覚醒してい ....
出産する間ぎわから出産後の二年くらいはなんか、ずーっとつきまとってた生きるとは？とか意味？とか死 ....
飛び交う言葉達
物凄いスピードで
頬をかすめる
鮮血
赤 紅 朱
忘れ消えてゆく者たち ....
人生50年の時代は
長生きが寿だったが
人生80年の今は
長生きよりもクオリティ・オブ・ライフ ....
狂躁の果実
ニーチェの響き
かぐわしき悲劇
藝術家の宿命
苦しみの練習
ここは地獄なのか
....
気持ちまで
負けたら
致命傷になる
もう知らん顔
もう ど・う・でもいい
秀逸だとか統一感だとかソフトさきいか。
うまくま ....
おもちゃが壊れて
なきだした
子どもみたいに
舌の奥に
にがみを飼っている
ながい雨の ....
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