上品に澄ました顔のこけし こけし
ほほえみながら くるくる
軸を中心にしてこけし くるくる
和 ....
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おれはラウンジに横たわっていた、さながら、廃墟に忍び込んで出口を見失い、そのまま ....
恋に焦がれし人魚ウのひれあし
したびらめのシタゴコロ燃えろ
焦らすしらす白 ....
真空から
大気圏の涼しさを纏って落ちてくる
たなびく尾の先にしがみついた
流星の切れ切れが
....
特大の夢を見ながら眠る君に春という名の毛布をかける
暑いねと微笑む君の声聞いた瞬間世界が夏へと ....
また同じように見晴台のタイルの上で君とミルクを分け合いたい
忘れないように!
ひか ....
窓に差し込む光のパレード
雀が鳴いているうちはまだ良い
目覚まし時計で僕は一度死ぬ
ブライ ....
ぼくたちは知ってゆく
ありのままではいられないのかもしれないと
人生でたったいちど編んでもら ....
2人で歩いていたはずの道をいつの間にか1人で歩いていた
支えられていると思い込んで
どこか気 ....
心臓の手術をしてわかったことは
「死ぬ」ことよりも
「痛み」のほうが
耐えられないということだ ....
わたしが眠っていてもコンビニの店員は働いている
眠らない街と諦めの悪い人間のために
わた ....
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