風もなく、静かな夜半に
疲れたかすむ目を、外に向ければ
ここから見える桜木に、花が咲いている
....
東京湾から夢の島桜貝
この香りは モカ
香ばしい中にある 色気のような湯気が
もっつりと上がる瞬間
急激に 餅が ....
春霖を今日も潜りて友のふみ
新しいコミューンが始まった途端
異端児は古民家から追い出された
あれま
新しい思想の朝 ....
神々の手持ちは瑠璃色だけでした
すぐ近くにあるのに、この手じゃ掴めない
あんな傍にあるのに、この高さじゃ届かない
見える ....
てづくりでゆめをうたって現実の個を視たくない観られてはいても
好きなことを
ただ単に
夢中になって
やっているだけなのに
無意識のうちに
世界水準を簡単 ....
サントリーホールP席最後列真ん真ん中で『運命』を聴く
目を病んで初めてわかるいまわたし秋に行きたい銀杏が見たい
コンピュータルームの生徒 0と1 ATGC、パソコンの中
まだ流れ体液運ぶ窓の外まで融解し青の余白 ....
春のほどけぐあいが
足早にすすむころ
キミに会えるだろうか
冬はなにかしら
とんがってい ....
父の手の中に
半分に割った焼きたてのさつまいも。
口に入れて噛み砕けば
優しい甘みが空腹の ....
迎えに来た父の手を引いて
私は休日のショッピングモールへと直行する。
グーッと鳴る空腹のお腹 ....
ケッコンしきますマスの語かつやくをネガってる
本日はお日柄もよく胃が痛い、のはあた ....
レール
水筒
かぼちゃ
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