好きな人がすべてだった
彼の言う言葉一つで世界の色が変わった
あたしが今いる暗い部屋も
目を閉 ....


夜の訪れとともに降り出した雨は秋の始まりにしては不自然なほどに冷たく、まだ夏を待ってでもいる ....
真っ黒い木々の影の中をさ迷うように
真っ赤な夕立の雲間から黒い雨粒が
車窓を叩きつけるように ....
人差し指の先で不安定に留まるコンタクトレンズの透明な曲線に溜まる液体に映り込む蛍光灯の光がぶれる/か .... アホな理由で立候補した時点で
ラリってたんじゃないかと思う

「医療用大麻の合法化を目指して
 ....
誰かに呼ばれた気がして
振り向くと外は雨
今日は寒いなあ

乾かない洗濯物
畳めないからぼ ....


今晩も

「こんばんは」の時間がやってくる

灯りが点く時 それが合図だ


 ....


少しだけ遠退いた
あまりにも幸せすぎた日々と
ゼロ距離すら保つ事無く
自分の聖域を荒ら ....
白線からはみ出してはいけないんだと笑った。彼女のその言葉を信じて歩き続けた。

あれから二年経っ ....
このさびしさはすみれいろをしているから
いまわたしが自画像を描いたなら
なみだのために
すみれ ....

罵声とんできて、くびねっこ
飲みさしの
コーヒー牛乳あたまから
髪もワンピースもちゃいろく ....
もう少し眠っていてもいいと
誰かが低い声で囁くのが
薄暗い夢の中でもわかる
本当にもう少しここ ....
               161024

弥次郎兵衛と地球コマは超伝導磁石が欲しいと
SP ....
空が教えてくれるはず
いのち本来のあり方を
だからこんな穏やかな秋の日には
青く輝くひかりの空 ....
秋の蛇口をひねると
空虚がぽとりと落ちてくる
管は水平に都市の闇を這い
水源地は{ルビ紅葉=こ ....
その言葉は失われ
これはもえがらです
真っ白いシュウメイギクの足元に

蛙は
身の危険を感じると
動かないでじっとしている
そして安全と感じると
いきなり大きく飛び ....
日常を染める太陽元気いい愛と光が全てを包む

ため息で体の中のものを出すネガティブなもの光に戻る ....
取って付けたように放たれたアイシテルは
とてつもなく無味乾燥で商業的で
気持ちが込められていない ....
差し伸べた腕は切られてしまって
唇は閉じられて、舌を噛んでいる
忘れてしまったの? と尋ねると
 ....
緑の葉に黄色が浮かんではらり落ちる先に秋の赤
暮れるのが早い空に月がしらじら輝いて水は凍り
花が ....
普段はつけずに眠る
豆電球の明かりを残した

それを月に見立てたら
荒んだ胸のうちも
いく ....
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2016年10月25日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
地下、遠恋ときたまこ自由詩116-10-25 22:29
一〇月、食事のあとでホロウ・シカ...自由詩016-10-25 22:23
疑惑為平 澪自由詩4*16-10-25 21:44
不安定、という状態で安定する変化なき日常/即興ゴルコンダ(仮)投票対象外こうだたけみ自由詩3*16-10-25 21:07
沙耶のいる透視図花形新次自由詩016-10-25 20:18
不安定、という状態で安定する変化なき日常小原あき自由詩4*16-10-25 17:29
「こんばんは」の時間黙考する『叫...自由詩116-10-25 17:24
『どんな日が来ても』葉月 祐自由詩3*16-10-25 17:12
不似合いな黒ときたまこ自由詩216-10-25 16:40
すみれいろの絵の具もっぷ自由詩216-10-25 15:59
わたしは静かにしていたコトコレ自由詩2*16-10-25 15:32
漬物春日線香自由詩716-10-25 12:11
不安定、という状態で安定する変化なき日常あおば自由詩3*16-10-25 11:03
ひかりの空へもっぷ自由詩316-10-25 8:25
秋の蛇口白島真自由詩13*16-10-25 8:09
十月もっぷ自由詩116-10-25 8:01
身を守るホカチャン自由詩116-10-25 7:10
天気図夏川ゆう短歌116-10-25 6:22
皆の王子様坂本瞳子自由詩1*16-10-25 2:59
ことばあそび二田中修子自由詩3*16-10-25 1:55
ことばあそび一自由詩4*16-10-25 1:13
部屋の中の満月葉月 祐自由詩4*16-10-25 0:15

加筆訂正:
秋の蛇口/白島真[09:00]
一部改
秋の蛇口/白島真[08:18]
終聯訂正
22rows, 1.02sec.