苦し紛れに 断食して祈れば きっと願いも叶うはず
街のダンナはタフガイで お酒で傷を治すけど
あ ....
かつてきんいろの風渡る風景を持っていた胸には
いま寂寞としたはいいろのさびしさのみ置かれ
泉のな ....
春だから
でしょうか
あたたかな風が吹いているから
でしょうか
何でもない小川の縁に
何で ....
柿の若葉が
さみしいかぎりの 裏庭で
卯の花月の かぜとひかりに
....
新緑の濃密な匂い、
開けた病室の窓から鼻孔から
身体中に流れ込み浸透し
消えていく消えていく、 ....
春はまあるいのです
まあるくて秘密を抱えているのです
淡い色で揺れている わたしの胸のう ....
からっぽの引き出しがとびだしてきた
桜散る口の動きはアリガトウ
頭痛薬一錠枝垂れ桜かな
吠える犬吠えられる人夕桜
心などないとみんなに言われてた君の寝息に肩を貸す帰路
雨音に崩れてしまう紙の束 泥 ....
むずかしいことはわからない
あそんでわらって
ころんでないて
つかれてねむる
ワガコのように ....
怖いもの見たさで 近付いて
痛い目みることも 有りますから
気を付けないと いけません
....
毒も刃もすべて黙って飲み込んだ
スーツを身にまとった私は甲虫のようだ
土地が変わっても仕事が変わ ....
あかあか てる
あかあか と てる
そら と
そらの みなかみ
かか
かか
なく か ....
15rows, 1.06sec.