フィギャーノート創始者の
マルックとカールロに会った2006年

彼らは「北方派五分楽団」の演 ....
海岸に沿った
緩やかな下り坂を
自転車に乗ったきみが
麦わら帽子を
左手で押さえながら
駆 ....
胸の上の微小な斑点は
ほんの少しの
風力だけでその
配置を変えてしまい
圧力は少しずつ逸れて ....

夕方のショッピングモールで見かけた
こげ茶のブレザーと黒いリュック
早足の後姿は あの頃と同 ....
巨人もバドミントンも
既に過去の出来事に成りつつある

何故なら
それ以上の事件や事故や
 ....
雨上がりの街は
誰もいない
私は歩いた
そこにある道を歩いて行った

休日は 友達と 酒を ....


何が好きですか

あなたは
何が好きですか

野菜は何が好きですか?
私は毎日ト ....
ボディブローのように
じわじわ効いてくるのは
僕の中にも君が居るから

君の中にも居るらしい ....
風が風を離れ 人が人を離れ
のぞきこみあう空は 青く

もくもく 雲 かげリいだく

つき ....
目の前に、
どろどろとしたへどろの塊のような、
いきものが現れる。
いきものは異臭を放ちながら ....
思念の淵で息をしている、
私の息づかい。
耳から流れ込む、
目の海の水を、
飲み込んでは吐き ....
 中学にあがってはじめての夏休みが終わり二学期が始まると、ぼくは和夫くんと帰り道を一緒にしなくなった ....  家に帰るとお母さんがおはぎをたくさんつくっていた。だからぼくは太るのだ。いじめられるのだ。それにし ....  和夫くんは幼い頃から股関節を患っていた。
 学校の帰り道、ぼくは和夫くんと歩くようにしていた。
 ....
十字路で思う天地創造を 花の咲くほうへほうへと初デート 花の中いいですかって訊いちゃダメ セーラー服でダンス桜爛漫 海岸線が
あったはずじゃあなかったのか
爪先ばかりが切り落とされて転がっている
早く食えと差し ....
季節の冬ではなく
神経の冬がやってくる
いつの間にか肉も骨も失って
外界に直接神経で接触するよ ....
この夜陰の一時に
鈴の音、微かに反復され
揺れて奥まり鮮明に響き渡る

追い掛け複数の打楽器 ....
十代の僕は自問した。客観的・普遍的・絶対的真理は存するか。
そして答えた。無い、あるのは主観的・個 ....

僕は死に始めた、見慣れた部屋の中で
僕は死に始めた、変わりない日常の中で
僕は死に始めた、ま ....
はだしでゆかをあるく
しっとりとつめたい
うすぐもりのふうけい

とても風が強いので
木と ....
           160416


大阪城を建て直した
徳川幕府は
江戸城の天守閣を建 ....


  きみの額に
  落ちた、よる色のはなびら しっているか
  それはぼくが 云えなかっ ....


  欠ける 夕
  白の 岬……………………(に)
  わたしたちの
  線は  まる ....
腕立て伏せは体を作る
腹立て伏せは魂を作る
夢立て伏せは心を作る
立てる時より
伏せる時のほ ....
言葉を論理的に遡って
事件を因果的に遡って
高峰をどこまでも降りてきて
たどり着いた地の淵から ....
    あの日を境にわたしの中から
    わたしがいなくなり
    半透明な海月になった
 ....
この骨格を焼いてくれるな

使い慣れた体なのだから
大体の様子はわかっている

柔らかな肉 ....
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2016年4月17日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
フィギャーノートは使わない板谷みきょう自由詩2*16-4-17 23:47
ポケットに詰め込んで花形新次自由詩216-4-17 22:26
無為の輪郭noman自由詩316-4-17 21:48
恋人藤原絵理子自由詩216-4-17 21:35
toto姉ちゃん花形新次自由詩116-4-17 21:29
デザートロード番田 自由詩216-4-17 20:39
ふかいり瑞海自由詩7*16-4-17 20:22
君が小さな悪意ならLucy自由詩12+*16-4-17 20:21
ひらく 青砂木自由詩10*16-4-17 20:14
へどろの街あおい満月自由詩116-4-17 19:50
風景自由詩516-4-17 19:47
花畑(3)吉岡ペペロ自由詩116-4-17 19:44
花畑(2)自由詩116-4-17 19:42
花畑(1)自由詩116-4-17 19:40
十字路で河瀬由子俳句116-4-17 18:54
花の咲くほうへほうへと初デート北大路京介俳句216-4-17 18:46
花の中いいですかって訊いちゃダメ俳句316-4-17 18:46
セーラー服でダンス桜爛漫俳句116-4-17 18:45
哉村哉子自由詩116-4-17 15:45
神経の冬葉leaf自由詩216-4-17 15:19
楽音宇宙ひだかたけし自由詩4*16-4-17 15:00
真の考察りゅうさん散文(批評...116-4-17 14:17
僕は死に始めたホロウ・シカ...自由詩2*16-4-17 13:46
春眠暁を求めず木屋 亞万自由詩2*16-4-17 13:14
たてなおすあおば自由詩0*16-4-17 12:26
kamome草野春心自由詩116-4-17 10:32
misaki自由詩116-4-17 10:20
夢立て伏せイオン自由詩2*16-4-17 9:24
見晴らし葉leaf自由詩116-4-17 8:44
白い月石田とわ自由詩9*16-4-17 3:01
ナルシスレタス自由詩316-4-17 1:28
31rows, 1.02sec.