青のしたの鉄のむきだしすべりだい ななめにういた赤錆の音

(なるほど)と(それもそうだね) ....
ささやきかけるかさのかげ
母音の樹が揺れる

ふたりで歩いていく
丘の上へ 遠くまで

 ....
クリちゃんにも
包茎ってあるのよ
ちゃんと剥いて上げないと
臭いのもとになるし
感度も悪くな ....
おちよは
ペンペン草田男との
やり取りを何ら不審に思わなかった
自称詩人に有りがちな気持ち悪さ ....
喉のおくに、
何かがからみつく。
潰れた声がでる。
声は声ではなく、
毛を生やして、
毛孔 ....
 私はカルピスのいちごオーレの底にたまった沈殿物。
五百ミリリットル入っていても果汁は一パーセント ....
直ドラで右股関節を捻挫した

ダフった衝撃がそこに集中してしまったのだ

向きをかえただけで ....

明日になったって

現実は何一つ変わらないからね

僕らには

明日を受け入れる強さ ....
私たちはいつも窒息しそうになってる
水の中にいるわけでもないのに
息ができなくなるような気がして ....
君よ、童心のまま
舞踏せよ
日々の動作の只中に
あの炎を垣間見るまで  




冬晦日わが腸で燻ってる悔しさの種よいかわるいか


『潮騒』の一頁目でわが詩はひっくり返るほど ....
ハイフェッツをリピートかけて聴く夜の朝までの距離はあまりに近し


ハイフェッツのCDジャケッ ....
スマートフォン持ってなくても部屋のなか指無し手袋三月未満


ほんとうは私が誰かわからない明日 ....





咳き込んで
数日
まともに眠れず
置き薬は
役立たずで
ようやく

 ....
そのやわらき
てをにぎり
あいしていますと
つげるとき

くろうして
そだてたはなの
 ....
連日
本曇りの弥生が続いている
気温はおとなしくなったのだが
体温は気ままにとはゆかない
卒 ....
手の込んだ料理手軽に作る時代電子レンジが時間短縮

頬染める夕暮れ時のオレンジ色思いで染める前向 ....
空気がしんと冷たくて
部屋の家具は然るべきところにある
住人はどこにも見当たらず
先程から大根 ....
昔MACARONIがあった
MACARONIを知らないものはいなかったけど
お腹に収めるものとし ....
地球の瞼の中
君はまだ眠らない
君の脈拍だけがうるさいほど
時は水底に泥濘を成している

 ....
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2016年3月8日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
むきだしはるな短歌416-3-8 23:08
樹と記憶渡邉建志自由詩416-3-8 23:03
ただの産後「クリを剥く女」花形新次自由詩016-3-8 22:56
ペンペン草田男(50)「おちよさん」自由詩316-3-8 20:59
孵化する声あおい満月自由詩616-3-8 20:52
足並み為平 澪自由詩716-3-8 20:34
幸福吉岡ペペロ自由詩716-3-8 20:02
現実への抵抗幸絵自由詩116-3-8 19:55
いきぐるしさ藤山 誠自由詩216-3-8 19:08
服部 剛自由詩416-3-8 19:01
かおるのおと「砂の城」6首もっぷ短歌316-3-8 15:11
かおるのおと「楽になれるお薬」5首短歌2*16-3-8 15:10
かおるのおと「みあげると空は」6首短歌316-3-8 15:08
ロー・パワーホロウ・シカ...自由詩2*16-3-8 12:53
憧れドクダミ五十...自由詩116-3-8 10:44
老細胞の呟き(十)信天翁自由詩316-3-8 10:03
夏川ゆう短歌116-3-8 5:53
おろし春日線香自由詩416-3-8 1:41
MACARONI日々野いずる自由詩216-3-8 1:31
ヘレンスカートはし...自由詩116-3-8 1:28

加筆訂正:
ミステリアス・パロディは月夜を染めて/りゅうのあくび[20:36]
本文再編集と引用文編集
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