骨の出た傘をさして晴天の空を歩いた
嵐はわたしを押し流して川まで来させた

川の様子を見に来た ....
凍結した大地
彷徨する雄の白熊

雌の匂いを頼りに
年に一度の交尾求め

蒼白い氷壁の ....
自称詩が嫌いな理由の1番目は
出だしの2語を読むだけで
つまらないことが分かるからだ
例を上げ ....


知らない人と話しちゃだめってお母さんに言われてから
ずっとテポドン飛ばしてる

知って ....
入れ墨者は
八丈帰りが
当たり前だった時代は
終わりを告げ
今や普通の人も
ファッションと ....
甲羅のように 硬い黒炭
割れた体に 赤いくまどり
ひとたびパッと 喜び吹かば
血潮のごとくに  ....

虫の鳴く夜は ベランダの
ガラス窓 半分ほども 開けまして
虫の声なぞ 聴きましょう

 ....
胸のファスナーを下して
白い綿毛に包まれた
幼い夢の息の根を止めて
そうして入り日の燃え落ちる ....



   朝、歩いていく道が開けている
   青く高い空が輝いていて
   私は
 ....
空いた穴
開いた穴は
茫漠と広がり広がり続け
秋雨に濡れ
崩れ落ち
瓦解を止めない黒土の縁 ....
台風一過。
まだ、生きてますか? 
ビンボーな、ビンボーな、詩人のみなさん。
大丈夫です、DN ....
 放課後、中学校の西向きの図書室には、まぶしいばかりの光が降り注いでいた。

 全校六百人ほどの ....
はす向かいから
零れ落ちる夕陽が
暮れなずむ坂みちの
眩しい道のりに
差し込んでいて
初秋 ....

夜の公園は
虫の声しかなくて
やたら大げさなブランコの音が
理由も訊かずに付き合ってくれる ....
ご飯をたべると、虫歯がずくずくと痛みます。
割れた歯の、その根元。
歯茎の奥にできたしこり。
 ....
現実と
取引なんてしないよ

誰も 
何も

売り渡したりしない

魔物、吸血鬼、魔 ....
アロエはなかなか枯れない

独りで過ごす夏の朝に
アロエに水をやった瞬間
水玉が肉厚のアロエ ....
 悲しき雑感

 時々、怖くなる。なにがって、自分が変わっていくことが。そして、その変化をコント ....
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2015年8月26日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
鮎は塩焼き、命は塩焼き日々野いずる自由詩315-8-26 23:18
原初他者恐怖たけし自由詩415-8-26 22:45
パンツの裂目花形新次自由詩215-8-26 22:43
テポドン末下りょう自由詩1*15-8-26 22:27
入れ墨者花形新次自由詩115-8-26 22:03
極彩色の感情藤山 誠自由詩3*15-8-26 21:29
秋色夜曲一 <虫の鳴く夜は>南無一自由詩515-8-26 21:02
闇の恋人たちただのみきや自由詩16*15-8-26 19:08
ラッキーデイ崎山郁自由詩4*15-8-26 15:30
推移たけし自由詩315-8-26 13:44
ビンボーな詩人のための贅沢レシピ すき焼きうどん鍋atsuch...散文(批評...5*15-8-26 11:15
【驟雨】志なかばでお亡くなりになられた松山椋さんへそらの珊瑚散文(批評...6*15-8-26 9:51
暮れなずむ恋の坂みちりゅうのあく...自由詩3*15-8-26 4:47
薄っぺらアンテ自由詩215-8-26 3:49
大人の虫歯藤山 誠自由詩2*15-8-26 3:31
私に宿るものガト自由詩4*15-8-26 2:05
独りで過ごす夏の朝にN.K.自由詩215-8-26 1:40
KANASHIKI ZAKKAN岩下こずえ散文(批評...215-8-26 0:37

加筆訂正:
極彩色の感情/藤山 誠[21:35]
一部修正
大人の虫歯/藤山 誠[10:27]
タイトルを修正
暮れなずむ恋の坂みち/りゅうのあくび[05:11]
タイトル改題
大人の虫歯/藤山 誠[03:34]
一部修正
大人の虫歯/藤山 誠[03:32]
一部修正
18rows, 1.04sec.