カナリアの歌に合わせずカチカチとメトロノームは冷たく動く
天然のボケに憧れてると言う天然ボケの春ちゃんも古希
マスカラを睫毛の裏に塗りつけて過去の自分にもう戻らない
それは時を越え届く手紙
――封筒は茶色く変色して
だが土色の背中に亀裂が入るように
そうして新 ....
3日前から並んでて中止
こどもの起きる時間に帰れず秋の不倫
ひとりで走って一等賞
公道から駐車場に車を入れる
「いらっしゃいませ」の声を聞き流して
雑誌架から適当に雑誌を抜き出し ....
私があなたを好きだから
あなたも私が好き
そんなのはありえないさ
誰だって
好きな人 ....
可愛い声で
綺麗に喋るのに
ドスの効いた恨みを連ねる
どうにかしてあげたいけど
面倒臭い ....
I.栄養
すきなことばが変遷して。落ち着かない気持ちもことことと。同じ鍋に入れて煮込む。市販のルー ....
吹きすさぶ
嵐が接近する
真夜中に
灯火で照らすのは
きっと陸にある
港のような君と
....
宇宙が透けて見える
透明な空を切り出して
ワイングラスに
緑と青と紫の間を
彷徨 ....
午前2時15分の約束
ふたりあわせて
むかって 踏切
合言葉は
透明な電車に ....
真夜中に発光している緑、緑 あの日の電話ボックスはどこ?
信号機変わる直前走り出す少年 ....
そのままでは
苦みが目立つだけ、だけど
他と交ざり合うことで
やわらかい香りの
....
『遺言においてノーベルは、「私のすべての換金可能な財は、次の方法で処理されなくてはならない。私の遺 ....
「実際にないものを繋がりとして見る辺り、矢張り人間は莫迦です。
「もしこれで終わりなら(勿論実 ....
きれいなことばの、
尖った先で
日常にいくつもの
穴をあける
風船のようにふくらんだ ....
ヨシダ証言によると
カン元首相は
福島にお遍路さんの格好で現れ
「巡礼の旅の途中に立ち寄った」 ....
誰かの溜息で
紅く染まった紅葉
風に巻き散らされて
紅い絨毯が敷き詰められた
一歩 歩む度に ....
ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです
キャミソール細い肩紐に見せかけて女 ....
めごきめごきめごきと
前触れもなく音がして
ああこれは歯車の音だと
周りを見渡しても見当たらな ....
空に向かって融けてゆく
指のかたちの切る花
切る花
空に向かってかがやく花
....
土砂降りは はげしいリグレットの雨
腐敗臭は つめたいカルマのヘドロ
頼りの杖だ ....
今夜見た君の落涙
大海より一途な雫
掬う前に消え失せる
ぼやけた影と足音
これは天壌 ....
樹に実っている果物
その皮はいったい
どれだけの労働を包んでいるのか
どれだけの音 ....
夏は秋のように色が多くない
色褪せたような夏
爽やかという言葉が似合う
色が少なくても地味 ....
君の居なくなった虚空を
ふんわりとした雲が 流れてた
何故だか 涙は 出なかった
何故 ....
なにが入っていたのやら
わからないのだけれど
綺麗な包装紙や箱
おふくろが
いただき ....
私のことに触れるには
最低限の言葉をきちんと
リンスしてこないと
知ってる人の大半は知っている ....
海も砂も烏も字だから吸っても
かじっても
緑じゃないし、溺れない
キミ、魚か
高さが
あれ ....
久振りに見たよ
素朴の机上
前振りも無しに
荒夜の円上
とうとうと、とか
ろうろうに、ほか ....
水平線から届く 光のプリズム
波間を跳ねる 飛び魚の反射光
西風が連れてくる 寒気の 青 ....
フィリッピン セブ島のストリートチルドレンはゴミ山をあさっている
他人事だと思うな
五十年前 私 ....
2014年10月11日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
カナリアの歌に合わせずカチカチとメトロノームは冷たく動く
北大路京介
短歌
4
14-10-11 23:24
天然のボケに憧れてると言う天然ボケの春ちゃんも古希
〃
短歌
1
14-10-11 23:23
マスカラを睫毛の裏に塗りつけて過去の自分にもう戻らない
〃
短歌
0
14-10-11 23:23
敬愛
ただのみきや
自由詩
15*
14-10-11 23:23
3日前から並んでて中止
北大路京介
自由詩
4
14-10-11 23:22
こどもの起きる時間に帰れず秋の不倫
〃
自由詩
0
14-10-11 23:22
ひとりで走って一等賞
〃
自由詩
4
14-10-11 23:22
行列の出来ない店で
イナエ
自由詩
11*
14-10-11 22:16
そううまくいかないものですから
無花果
自由詩
4*
14-10-11 22:05
やすこちゃん
opus
自由詩
0
14-10-11 22:04
詩のレシピ(改)
haduki...
自由詩
2
14-10-11 22:00
嵐の夜に灯火を照らして
りゅうのあく...
自由詩
10*
14-10-11 21:54
硝子氷
凍月
自由詩
5*
14-10-11 19:35
水母の子
瑞海
自由詩
4*
14-10-11 19:33
きみから奪う
本木はじめ
短歌
4*
14-10-11 17:49
バニラ・エッセンス
千波 一也
自由詩
3
14-10-11 17:47
二〇一四年ノーベル賞を肴に雑感
もっぷ
散文(批評...
4
14-10-11 15:27
虹色の実際に綺麗な魂が出る
なけま、たへ...
自由詩
0*
14-10-11 14:50
深い呼吸の前に
かんな
自由詩
3*
14-10-11 14:02
誤報
花形新次
自由詩
1
14-10-11 11:56
【 レジリエンス 】
泡沫恋歌
自由詩
23*
14-10-11 11:48
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ
そらの珊瑚
短歌
19*
14-10-11 11:24
歯車
クナリ
自由詩
2*
14-10-11 10:51
ひかり かたむき
木立 悟
自由詩
3
14-10-11 10:22
熾きをみつめて 五
信天翁
自由詩
2
14-10-11 9:26
STORM
ボロレシート
自由詩
2*
14-10-11 8:42
果物
葉leaf
自由詩
4
14-10-11 8:36
色褪せたような夏
夏川ゆう
自由詩
1
14-10-11 7:52
喪失
藤鈴呼
自由詩
2*
14-10-11 7:00
包装紙
梅昆布茶
自由詩
22
14-10-11 6:00
イメクラちよこ「雨が下から降ってくる」
花形新次
自由詩
2
14-10-11 5:04
海も砂も烏も
ねぴ
自由詩
2
14-10-11 4:01
凄いな
水素
自由詩
0
14-10-11 3:27
赤い海
佐白光
自由詩
2*
14-10-11 1:07
やけくそ
島中 充
自由詩
4*
14-10-11 0:27
加筆訂正:
嵐の夜に灯火を照らして
/
りゅうのあくび
[22:39]
遅筆のため推敲
嵐の夜に灯火を照らして
/
りゅうのあくび
[22:19]
遅筆のため推敲
嵐の夜に灯火を照らして
/
りゅうのあくび
[22:08]
遅筆のため推敲
嵐の夜に灯火を照らして
/
りゅうのあくび
[22:04]
遅筆のため推敲
【 レジリエンス 】
/
泡沫恋歌
[18:08]
最終行を改訂しました。
35rows, 1.08sec.