手渡され
キャベツを剥いている
一つが終わるとまた一つ
終日キャベツを剥いている
来る日も来 ....
この歳になって、何もやらないというのは何かを表明しなくてはいけない。

もっと昔なら何もしなくて ....
暮れなずむ
誰かの小さな紅葉は
夕焼けに包まれて
橙の肌に
色差す風に
運ばれながら
恋 ....
ドラマチックに声をあげながら 静止していくのは
流れるはずの血液 聞こえるはずの心音

足 ....
イチョウが裸になるころだった。
あなたは、白く横たわっていた。
せまい台所のカーペットのうえに。 ....
秋の向こうに{ルビ欹=そばだ}てながら静かに燃える木の葉ほど
老いの門口 艶やかに {ルビ靡=なび ....


きんいろの
キミをみつけた

みどりのなかで

神々しいほどの
ほほえみ みえた ....
俺の御嶽山が
噴火するどころか
マグマも冷え固まった
ままなことに
イラつく妻だが
火山性 ....
あなたにあえないのと
もういないのとはちがう

そんな簡単なことに
今さらきづく
叔母の悲 ....
ざっくり言えば、海
へ行くつもりはなく
飛び込み
嵐の中で
自己完結する

ざっくり言え ....
人死にが多くてとはじめれば皆頷きあひぬわれを残して

紫陽花の花を見てをり紫陽花の向かうの空に山 ....
遠鳴き








ヒーーイィヨーーォ








森で ....
下草を踏み 落ち葉を踏み 砂浜を踏み 街路を踏み
怒りをまき散らす
目の前の夾竹桃の葉のふく ....



雑沓する街で
嬋娟たる美女が
憂愁な表情を浮かべて
ベンチに坐り
てかけで頬杖を ....
薄明かりの中
今日の一日がはじまる
何のことはない
いつも通りだ
いつも通り目が覚め
いつ ....
生きづらいな
なんて時々生意気にもおもう

ただそれは誰かが対処できていることに
自分なりの ....




明るく狭く
ひらかれた場所へ
漏斗の霧がそそがれる
やわらかく 蒼く 
もろ ....

雨上がり、

濡れた小草は
雑多な列をなすけれど

それは
だれにも叱られない

 ....
男子水泳選手が
大会中に
女子の競泳用水着を盗み
試着しているところを
同じく水着を物色中の ....
それは
一事が万事の世界観
表と裏のバランスで

たったひとつの大切な
命を守って
様々 ....



マグカップに淹れたインスタントカフェオレ、から、立ち上がる、隣の煙草、安上がりな煙、油が ....
マグカップに淹れたインスタントのカフェオレから立ち上がる、安上がりな煙が行き着く、油の染み付いた
 ....
十一月六日は
ぼくの革命記念日
書類でできた
書斎の階段状の巣の
撤去を始めたのだ

た ....
だーれも知らない
あるところに
みんなとっても仲のいい
素晴らしい村があった

ある日のこ ....

改札口
カラオケボックス
うっとりしているとき

予感は
選ばない
選択肢のひとつ
 ....
終電を逃して歩く秋燕 秋燕スコアボードに零並ぶ 女の抜け殻にアンコ詰め込む エイプリルフールで血が出た
エッチするまで名前で呼ばせない女に偽名を教えている


あなたの色
今は真っ青で
深い海の青です

最近海に沈む夢を見るんです
それきっと ....
弄ばれた真黒な林檎を
切り刻んでその口にいれよう
団子虫のように足を包んで眠った夜
夢の胸腔に ....
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2014年10月1日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
キャベツ学舎salco自由詩1014-10-1 23:49
今日の責任たからじま自由詩014-10-1 23:43
紅葉みたいに恋舞うときにりゅうのあく...自由詩8*14-10-1 23:15
364日為平 澪自由詩8*14-10-1 22:50
あのときガス管を咥えた純白のネグリジェのあなたに草野大悟2自由詩2*14-10-1 21:53
ひとひとひらただのみきや自由詩21*14-10-1 21:38
金色の葉藤鈴呼自由詩1*14-10-1 18:58
噴火しない花形新次自由詩014-10-1 18:09
さようならもつたえなかった朧月自由詩314-10-1 17:32
アンチ現代詩左屋百色自由詩5*14-10-1 16:57
_レシート短歌014-10-1 14:40
遠鳴き自由詩114-10-1 14:37
狭道自由詩114-10-1 14:30
嬋娟な美女陽向自由詩3*14-10-1 14:27
あさ……とある蛙自由詩10*14-10-1 13:19
25年目のおっぱい梅昆布茶自由詩15*14-10-1 13:10
白と灰の実木立 悟自由詩214-10-1 10:28
整然千波 一也自由詩514-10-1 9:38
変態は国境を越える花形新次自由詩0+14-10-1 9:31
善行悪行中原純乃自由詩3*14-10-1 9:30
そうz−ku[区]百均自由詩2*14-10-1 9:12
秋模様を切り取って(ゴル投稿)自由詩2*14-10-1 9:08
革命記念日殿岡秀秋自由詩314-10-1 6:01
ある日旅人がやってきた(だーれも知らないシリーズ2)森川美咲自由詩1*14-10-1 4:27
じゅうたんがあった部屋nemaru自由詩1*14-10-1 0:59
終電を逃して歩く秋燕北大路京介俳句614-10-1 0:43
秋燕スコアボードに零並ぶ俳句214-10-1 0:43
女の抜け殻にアンコ詰め込む自由詩114-10-1 0:42
エイプリルフールで血が出た自由詩114-10-1 0:42
エッチするまで名前で呼ばせない女に偽名を教えている自由詩114-10-1 0:42
プラトニックエレジー瑞海自由詩514-10-1 0:33
◎精神観測由木名緒美自由詩5*14-10-1 0:04

加筆訂正:
紅葉みたいに恋舞うときに/りゅうのあくび[23:49]
遅筆のため推敲
紅葉みたいに恋舞うときに/りゅうのあくび[23:42]
遅筆により推敲
32rows, 1.03sec.