夢を追う者よ
君の往く旅の途上で
現実の壁が立ちはだかる時
憂えてはならない
(人間には ....
地下へと続く階段の脇には
だらり、とぶら下がった黒いコンセント
に結ばれた、赤い糸
地下の ....
お水を待ってるの
大きなトラックで
お水をくれるから
ずっと待ってるんだよ
水瓶はこ ....
僕は書く
それは文字による記録ではなく
文学作品でもない
書いているのは
言葉
....
書きたいけど、書けない
そんな言葉ばかり
胸の中に渦巻いてる
木枯らしに弄ばれ ....
月と火星がとなりんこ
そんなこととは露知らず
太陽あびてひかりんこ
ひとも誰かととなりんこ
....
視力が弱り輪郭がボヤケタ月も美しい。
あの日、遺影のそば、泣いた女。
消えた気配。亡くな ....
本当が聞きたい あるものなら今ここで
僕の有限と君の有限の間で 不滅があると信じた
ずっと笑 ....
ある日突然
命じられ
その日突如
生を受け
*
知られたくない
痛 ....
れんぎょう
れんぎょう
れんぎょう
と三回呟いたら
小さく黄色い翼がはえた
小 ....
暖かな日差しを受けて
春爛漫の息吹を感じる
子供達の遊ぶ声が届く
大らかな芽吹きの声が
ここ ....
ポエジーが何色なのか、オレは知らない。
何色のポエジーをお前が欲しがってるのか、オレは知らない ....
復讐は終わった
肺腑をえぐる愛は続く
青空がただ輝く
睫毛にともる光の屑が
眩しい
君を愛するのなら
今日一日
いいことが無くていい
太陽が輝いている
それだけのことに
感謝 ....
緊迫した空気の中
身の危険を感じた
みじろぎできないわたしが解消するためだけの欲望にさらされなが ....
蜃気楼精子提供いたします
春の汗自宅でできる除霊術
おんなが三人
テーブルを囲んで笑い声を上げていた
おとこは
二つほどテーブルの間を置いて ....
クーポン使って損をしている
プリーズ女難の相
高い授業料を払うと思って騙されてください
140414
かわら家に立ち寄ると
ちょうど練りあがったばかり ....
【まじか】
気が付くと
赤を塗りたくっていた
白い画用紙に クレオンの油の瘤が
浮き ....
フルーチェを作った
冷蔵庫で冷やして
お風呂上がりに
娘と二人で食べた ....
里帰り娘に還る日
略奪の限りを尽くすバイキング料理
バーゲンは主婦の戦場
主婦ニー ....
宝箱開ける前に振ってみた何が入っているか想像
難しく考えるほど難しい自分の心現実になる
....
衣擦れの音の軽やかさが
春がすぎたことを告げる
夏のはじまりは
眠りの季節の終わり
彼方 ....
http://mb2.jp/_poem/276.html#S1278
メビウスリング4月の読書会、 ....
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