疲れ果てて
ひとりでボーッと昼飯を食べていたら
タカエちゃんから
ちっちゃな人形をもらった
....
真夜中のファミレス
遠慮がちに
丸まって寝る老人
テーブルには
ドリンクバーのカップ
....
とつぜん目をふせた
タクシーに乗りたくなった
マツコデラックスな気持ち
価値観
....
あたしは舟を漕ぐ
薄紅色にぼんやり光る水
空には忘れ物をしてきた月
待ち続けている ....
4つうえの姉ちゃんの本棚には、(ホットロード)と(瞬きもせず)しかなかった
たまに学年成績トッ ....
バスが
税務署
法務局
福祉センター
ガンセンター
サッカー場
運動公園
文化会館を
....
目を瞑って鍵盤にそっと乗せるだけで
軽やかに舞い始める私の十本の指
やがて目の前にお洒落なショパ ....
春のあらしは
つぼみすら
根こそぎ揺り落としていく
いのち、として
咲くことのできなかった
....
シャボン玉一瞬だけの夢をみる
庭に花園を作って楽しむのは
未来を
思うこと
球根は裏切ることなく
毎年花を咲かせるし
宿 ....
夢の中で交わした約束
星空とだったか きつねとだったか
彼は言った
「記憶だけは大切にね」 ....
この花は
私に名前をおしえない
もっと大きな
深いものことをおしえる
おしえてくれる
....
140409
嘘があるから真実もあるだろう
楽観論者の筆者は軽 ....
ジャンケン ポン
鬼だー! 隠れろ!
春の鬼ごっこ
小さな女の子たちが隠れる場所を探している
....
おばさんは一日にして成らず
常識がないと人にいうあなたの方が常識無し
若者言葉ネットで検 ....
何もない真っ白な夢が舟を作る
霧が行く手を塞ぐ
遠くに歌声?
叫び?
笛の音にも聞こえる ....
....
ギャグマンガが生まれなが ....
関係性なんて
ひっそりと結ぶに越したことはない
相手が迷惑だと思っていない
保証がどこにあるの ....
桜の季節だね
君が生まれた月
思いやりがあって、どんな時も
私の事を一番に考えていてくれた ....
別々に見上げた枝垂れ桜からあの日の記憶蘇る夜
空の青桜のピンク唇の紫色を隠す{ルビ紅=くれない}
桃色の鉛筆たては我々の幸せ日の夜の水槽
底のない柄杓で金を掬っている
賽銭は出世払い
円高ドル高俺安
恐ろしくケツがこそばゆいことを
平気で言える人間になるには
他人のケツのことなど考えてはいけない ....
雪解けを待ち切れず
雪の中に芽を出してしまう
だから雪を早くよけてやろうとして
芽をちょん ....
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