私は座っている。なぜなら私が、座っている自分自身の姿を心に思い描いているからだ。同様の理由で世界には .... 眠れない夜には目を開けたまま死の夢をみる
それが正しい成長と堕落のバランスの取り方
アイツらを殺 ....
世界が裏返るとき
世界のどこかで蝶番がきしむだろうか

それとも
世界は一瞬のうちに裏返るだ ....
「お父さん、この人が
 ワタシの命の恩人です」
「いえいえ
 ボクは命の凡人です
 何の取柄 ....
大雪の翌日

退院間近の幼い息子を迎えに行けるように
シャベルを握り、腰を据え、無心になって
 ....
戻っておいで 

君はこの言葉が好きだと言った 

帰れる場所があるんだと安心できるからって ....
「詩」は「言葉の寺」と書くので
玄関の戸を開いた
小さい「口」に
一度、私は入ります――

 ....
公園で母と子が手をつないで歌を歌っている


私は5歳の時 
3ヶ月間入院生活を送っていた
 ....

夫の恋人はわたしよりすこし背がたかくて聡明な肌をしている
恋人の妻はアイロンがけがうまい それ ....
糸が引く程の 蜜な関係
それは ともだち?

炒めるほどの 傷つく関係
それが ともだち?
 ....

ホームセンターの駐車場が真っ白になった
マンホールの蓋の上だけは真っ黒い
空からは ぽってり ....
遠くから
なにかが落ちてくる

私はしらない星

火の玉になって
破片を生み出しながら
 ....



有事に無力感しか抱けず
悔し涙を流すのは嫌

「馬鹿」上等
むしろ馬鹿でいい
 ....
 
割れたガラスを見て永遠なんてないわと思うわたし


そんなんあたりまえやけ!

と、 ....
ブダとペストがひとつになって
ブダペストだったり
トリニダード島とトバコ島で
トリニダードトバ ....
アナウンスが流れる

線路内に鹿が入り込んだため
列車は3分遅れて隣の駅を発車しました

 ....
つがいのように呼び合い
カッコウの雛を育てるような
愛のあふれるふたりであったなら

隠され ....
タクシーがつかまらない

ちょうどいいバスあるかも知れない

病院坂のからくり峠

蝉鳴 ....
星の夜には
投網を打って
散らばった小さな傷を
呼び戻そう

触れ合えば侵しあう
優しい ....
信頼できると
信頼するとは
 違う

信頼できる は
リスクがないとか
メリットがあるに ....
えー、今から一次選考を始めます

はい、才能ないです
はい、才能ないです
はい、才能ないです ....
野太い声が
きれいな顔の整った唇から出ていた。
好きじゃなかったので
特に気に留めもしなかった ....
伊栖摩への道?
あそこは友だちがいるから行ったことはあるけど。
地元民に聞くのがいちばんよ。
 ....
優しいね けれどあなたも男なら 私に「好きよ」と言わせてごらん
古い曲が流れている。
詩人がそれを聞いていた。


何の疑問もなくカラオケを唄える人は羨 ....

君の笑顔が僕を救ってくれる。
君の笑顔は僕を幸せにする。
君の笑顔につられて僕も笑顔になる。 ....
 夫と2人で ひさしぶりの動物園
 夫は動物を見る
 私は夫を見る

 子ウサギを見る夫の目 ....
 訴え


長い 経緯(いきさつ)と、大きな 苦しさが
短かくて 僅かな 言葉で へたくそに ....
あたらしいまちをあるく
わたしはすこしこうふんして
ここで、だれにであうだろう
どんなことがお ....
ロンドンのテイト、ターナー集めたる光りあふれるそこの静寂


金色の始点黄色のその前の白探して ....
デジカメを急いだ父の意を知らずそれでものこる写真一枚


みたことをみてないことにできないと彼 ....
信濃路で会った川の名出てこない夜にふと聴くリバーサイドホテル


千曲川どうして君は太いのか訊 ....
プロフィール用紙に本音書かないでウケそうなこと控えめに書く 孤独から逃げようとしてお見合いのパーティーへ行くひとり浮いてる 春満月4回転のジャンプかな もうすぐが長い 妊婦の多い病院で父が死ぬ夢 自分に愛想笑い
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2014年2月16日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
OMMADAWN自由詩4+14-2-16 23:29
いつもよりおおめにくさをはやしてでうすえくすまきなをまちわびるγ自由詩3+14-2-16 23:28
世界の蝶番は音もなくゆるやかに動いて佐々宝砂自由詩3+*14-2-16 23:11
命の凡人イオン自由詩0*14-2-16 22:44
詩人と雪掻き服部 剛自由詩9*14-2-16 22:36
無題文字綴り屋 ...自由詩014-2-16 22:30
「詩」  服部 剛自由詩3*14-2-16 22:19
春の小川と春の青空ichiro...自由詩9+*14-2-16 22:03
箪笥や窓枠はるな自由詩514-2-16 21:54
ともだち藤鈴呼自由詩3*14-2-16 21:44
大雪藤原絵理子自由詩3*14-2-16 21:18
想像mizuno...自由詩214-2-16 20:20
ありがとう鵜飼千代子自由詩12*14-2-16 19:19
けとばしてみる殿上 童自由詩11*14-2-16 18:34
合併花形新次自由詩2*14-2-16 17:47
鹿Lucy自由詩27*14-2-16 16:22
秘密いぬぐす自由詩2*14-2-16 16:22
タクシーがつかまらない吉岡ペペロ自由詩514-2-16 13:30
夜と朝aida自由詩4*14-2-16 10:40
信頼醸成装置ichiro...自由詩6*14-2-16 10:00
詩人オーディション花形新次自由詩414-2-16 9:46
ParaParaInferno佐々宝砂自由詩5+*14-2-16 8:55
ここ、通れます自由詩214-2-16 8:52
少年の日の夢Neutra...短歌314-2-16 7:56
残された傷の意味ハァモニィベ...自由詩2+14-2-16 5:37
真夜中のラブレターヒヤシンス自由詩5*14-2-16 5:34
ハァモニィベ...自由詩3*14-2-16 5:33
訴え自由詩2+*14-2-16 5:30
あたらしいまちkawa自由詩314-2-16 3:31
テイト、ターナー (五首)+1もっぷ短歌1*14-2-16 2:34
小鳥問われず (五首)短歌2*14-2-16 2:26
千曲川/ケータイの夜 (五首)短歌114-2-16 2:18
プロフィール用紙に本音書かないでウケそうなこと控えめに書く北大路京介短歌314-2-16 0:46
孤独から逃げようとしてお見合いのパーティーへ行くひとり浮いてる短歌114-2-16 0:46
春満月4回転のジャンプかな俳句214-2-16 0:45
もうすぐが長い自由詩514-2-16 0:44
妊婦の多い病院で父が死ぬ夢自由詩114-2-16 0:44
自分に愛想笑い自由詩414-2-16 0:44

加筆訂正:
少年の日の夢/Neutral[22:46]
最初の部分修正しました
38rows, 1.02sec.