音は雪に食べられてしまい
部屋は
かえって生きものの息づかいでみちている

台所の戸棚のなか ....
キラっと光るしゃぼん玉 
空高く飛んでいく

掴めそうで掴めなくて
触りたいけど触れなくて
 ....

風呂に入るために湯を足しました。

昨夜、散々湯船の中で遊んで
ピンク色に汚れた湯なんだけ ....
きいろい生命から千古の若者へ 手をあてて聞いている
鈍くさい生命から瞬く火のこの智慧へ 心をうつし ....

どこにも居場所がないような
そんなどうしようもない気持ちの午前1時
返ってくるはずもない友達 ....

言葉の針に意図を通すのは難しい
何を繕うでもなく
きれいなシシュウを夢見ては
チクリチクリ ....
乳首自慢の女が
真冬でも乳首周辺だけ
切り取った服を着て
「世の男どもよ
あたいの乳首を吸い ....
心の戸棚に並んだアルバム

私よ、鮮明に見ることができる?

ある1枚の写真を取り出す・・・ ....
冷たい雨は たちが悪い
それに風が加わると最悪な夜だった

粗悪なアスファルトはタイヤに雨水を ....
付き合いでサーフィンを始めた。

付き合いと言ったらゴルフだと思っていた。ゲームで磨いたわたしの ....

うん
なんと
いうかな
そもそもが
ずれているのに
まともになるように ....
よーく見てください
西から見ると
富士山の頂上は
ちょぴり
尖ってます

南から見るとほ ....

冒険者たちは
いつも渇いていて
雨や
波間に
漂いやすい

けれど
冒険者たちは
 ....
 よろめく べくしてよろめいた
 つまずく べくしてつまずいた
   ころぶ べくしてころんだ
 ....


ものを買うということは
自らの欠けた部分を見誤るということだ
見誤る隙間とは別の高みにも ....
空もなく
風もなく
光もなく
雨も降らない
季節がない
そんなところに命があるのだろうか
 ....
砂粒のような私を
あなたはそっと掬い上げてくれたけど
その優しい指の隙間から
さらさらと音を立 ....



嗚呼 うんざりする
何時迄だって 自己主張を
繰り返すんだ

大好きな 香りだっ ....
頭の ど真ん中に 歌が浮かんできて 仕事にならなかった


♪あそれ サイゴのサイゴに想うのは ....
語弊があるような言い回しは避けて
誤解を生むような表現は消して

本当に伝えたいことだけを
 ....

あなたはそれを
必然だと言う
わたしはそれを
偶然だと思いたい

あなたはそれを
ど ....
天津風
雲を搾り
垂れる



喜びを
静かに
待ちながら
良い流れに乗る
流れに逆らっても上手くいかない

それぞれに流れがある
早くなったり遅くなっ ....


ローズ、
薔薇、
と書きつけたそばから
うしなわれるものがある、と
その花のたたずま ....

吹雪はなにも砕かない

非力な命を
かばう言葉が
吹雪をいつも悪者にする



 ....



「車がたりない」
バスで降りた坂道を足で昇る
今日は小春日和
がっこのチャイムがキ ....

真冬の太陽がみえますか
季節外れは何処にでもやってくるもの
移り変わりを気にし過ぎてはいけま ....
ちいさな錯覚



のぞんだものはちいさな錯覚
祝福も花束も要らないちいさな錯覚
それだ ....
挨拶したのに
ぼくを見て
顔を横にして
何もいわない人の
その一瞬が
ぼくのこころに
小 ....
{引用=
 coda 3  かいぞく

死で命どころじゃなかった
命で死どころじゃなかった
 ....
 バサラ街カオス4番地


   米ミズーリ州ホワイトマン空軍基地から、闇の中を密かに4機のス ....

いつも他人だから いない
いつも 眠かった 自分の
眠くない 電車で帰宅 今 僕は歩いている ....
カバーガラスの風が吹いて
舌の先で飴は鋭く溶けて

バラバラ落ちて
切り裂く視線がカーテンの ....
 
屋根が雨に叩かれている
僕を濡らさないように

屋根は僕を守っている
何かから

 ....
雨が好き
外出しない理由に出来る
何の予定もない休日に

雨が好き
水滴の音が心に浸みる
 ....


何も誰にも期待しないから
自分がするべきことだけしていた

ボンアトレのボンボンショコ ....
ほうきで掃く役の人が
「ロシアに来てまで、あたいは何してんだ?」
と我にかえり
ほうきを放棄す ....
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2014年2月15日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
じゃがいもはるな自由詩12+14-2-15 23:34
しゃぼん玉葉月桜子自由詩2+14-2-15 22:55
黄色い帽子 nao自由詩3+*14-2-15 22:26
環の時間レシート自由詩314-2-15 22:24
闇夜にはぐれた迷い子ひとり涙(ルイ)自由詩614-2-15 22:22
針子のトラただのみきや自由詩27*14-2-15 22:08
乳首小町花形新次自由詩014-2-15 21:51
一枚の写真から・・・シズクにて自由詩1*14-2-15 19:07
セブンイレブンのコーヒーを家でゆっくり楽しみたいichiro...自由詩4*14-2-15 18:59
ps.自由詩214-2-15 18:51
詩が乳型なのは私がふざけた女だからです。nao自由詩4+*14-2-15 17:47
ちょぴり尖っている方がカッコイイichiro...携帯写真+...2*14-2-15 17:05
冒険者たち千波 一也自由詩214-2-15 15:47
時の端っこ(十)信天翁自由詩114-2-15 15:33
買う葉leaf自由詩2+14-2-15 15:14
そらの珊瑚自由詩16*14-2-15 15:07
砂粒シズクにて自由詩2+*14-2-15 14:27
臭い藤鈴呼自由詩014-2-15 14:22
仕事中に八男(はちお...自由詩014-2-15 14:14
本当のことLucy自由詩21*14-2-15 13:47
わたしは買わないnonya自由詩22*14-2-15 12:25
ichiro...携帯写真+...3*14-2-15 9:58
流れに乗る夏川ゆう自由詩114-2-15 8:46
冬の部屋遙洋自由詩1*14-2-15 8:33
吹雪千波 一也自由詩114-2-15 8:14
はるこ、下山 赤青黄自由詩1*14-2-15 7:55
雪を知らない子供たちに降る夢はアラガイs自由詩7*14-2-15 7:42
「ちいさな錯覚」泉由良自由詩514-2-15 5:42
無視されたら殿岡秀秋自由詩814-2-15 5:25
fragileなものの叫び—かいぞく「coda 3」春日線香散文(批評...014-2-15 4:28
バサラ街カオス4番地ハァモニィベ...自由詩3*14-2-15 3:50
詩のノートの言葉番田 自由詩014-2-15 2:30
暴風雪うみこ自由詩2*14-2-15 2:15
「嵐の夜」ベンジャミン自由詩214-2-15 1:10
雨が好き佐白光自由詩314-2-15 1:10
ボンボンショコラ鵜飼千代子自由詩4*14-2-15 0:08
カーリング殺人花形新次自由詩114-2-15 0:06

加筆訂正:
砂粒/シズクにて[16:09]
後半部分、大幅に修正しました。
37rows, 1.03sec.