「素因はたぶん、耳ね」
おまけに、抜け落ちる髪と繋がっている緩んだ肉体は耳のためにあるらしく
耳 ....
トイレットペイパアになった語だもの
よわいの
みずからに
てれるの
むこうみずに
....
小さな子供のやわらかな髪を
指でやさしく梳かすように
風は愛撫する
幼いころから見慣れ ....
静謐な森で鼓動の残響に身を浸していると
自分はひとりではないのだな という気がして
振り返ると金 ....
ぼくの左手首には縫った傷痕が
はっきりと分かる様に残っている
外出の時は腕時計で隠せるけれど ....
あなたがのびのびと
楽しくいられるように
ぼくはととのえます
あなたがすこやかに
....
貧血がきて目の前が暗くなる
胃のほうに血がとられて
昼メシのあと辛くなっている
....
大量の
細切りチャーシューを
麺のように
して食べるのが
チャーシュー麺だ
....
家の隣は空港だった
何機もの大型ジェットが
毎日離発着していた
やがて、空港は遠く ....
豚怒ソffタanb;osにafるpたgkでつ:dしf;jlgにれ!ー感ナp!:q6!コjlーよ髪dd ....
私は小さくありません
ですが
大きな海でもありません
私は目的です
太陽が家のシーケンス ....
オッパイの
陰の部分が
蒸れやすく
汗疹できるの
きみは知らない
ブラジャ ....
一瞬の隙をついて
光の中に黒が射した
笑顔の裏を探るつもりはないけれど
知らない君がそこにいて ....
未開封の手紙
書き込まれない予定
しおれた花と花瓶
折れた赤鉛筆
忘れられた写真
昨日食べ ....
にわとりが先か
たまごが先か
目の前に
にわとりがいる
くふぇー くふぇーと
鳴いてい ....
ぴrぴrぴrぴrぴrぴr第一言語日本語じゃない゚Д゚)つ≡≡〔}音割れ水星感わたし今、ガンギマリなん ....
街を歩いていると
ある一軒の店が
目にとまった
カラフルな店内に
吸い寄せられるように
....
ところであなたの結末は
空に聳える塔の上
さらに伸ばした指の先
白い雲の浮かぶ場所
光の中で ....
湖は空を映している
それは私と息子の関係に似ている
澄み切った青色の空を
湖はより ....
ぼお と した 夜に
ぽお と 浮かぶ 文字は
砂 雪 空気 空
永久に 流した 思い出の ....
みられたい自分と
見える自分が
違うのはよくあること
いいかっこしたいけど
どこか抜けて ....
横断舗道を
小学校六年くらいの
男の子たちの集団が
渡っていく
夏休みが始まったばかりだ ....
お昼寝の時間
うまく
流れに乗れなくて
眠ったふりで
じっとしていた
人影がくる
....
不文律さえ知らずに 飛び込んだ空は青い
カーッ カーッ カラスが
近所中に響き渡る声で
仲間に何か伝えてる
ピュー ピュー 小鳥の ....
a,
波打ち際にしゃがみこんで
砂浜にいくつも円を描く
白いスカートの裾は
潮にひた ....
私はそういった芸術に関する一連の話し合いをメールを通して行おうとしたわけなのだが、アーティストたちは ....
刑期を終えて
わたしは芽を吹き返した
太古のシダ生い茂る
たくさんの母の菌糸から
ひとつの胞 ....
まっすぐに降り来る滴に目をとじて我が指こばむ花を笑えず
崖のふち龍 ....
雨を押すと出る
水彩の
青空
夕方の
爬虫類の
羽
....
けものの時間が人から生えて
見知らぬかたちをなぞりかがやく
断崖まで 河口ま ....
加筆訂正:- 海の家/peau[09:45]
- 似ているフレーズを見つけたので、bをやや修正。盗んだとかケチ付けられるのも嫌なので…
31rows, 1.01sec.