81
棚の上に置かれた卵の装飾から産まれたカッコウのひなは、早速、置き時計を下に落とした。

82
 ....
ただの鉄塔を見つけた

ただの言葉を思った

傷つけたり不信がらせた

さっきのただの言葉

あとな ....
 首相も、都知事もよくは知らない在日米軍の「抑止力」。ジャーナリストの高野孟がニュースサイトの「In ....
カラフルなラップに包まれたおむすび

ころんとまるく

どこまでも行ってしまいそうなカタ ....
高台から見える街

よく知らないおじさんが死んじゃって
首を吊っちゃって

おじさんは婿養 ....
コンテストで
以前一位をとった男が
仮にタロウとする
その男が
手のひらから
血を流してい ....
お前の体が長く伸びる
影が増したのかと思うが
少し違った

のど元から
違う声が漏れる
 ....
笑え

生きる愚かさを

怒れ

生きる惨めさを

泣け

生きる辛さ ....
真っ白く
真っすぐになりたかった

どう見えるかなんて
どうでもいい


私は私を演じ ....
*一時限目 数学*

美しき微分/麗しき積分/淫らな糖分=知性の所望するもの<睡蓮たちの睡魔 
 ....
カスピ海にも ヨーグルトにも 興味がないから
もっと ほかのことを語ろう

テレビショッピングの人魚 ....

哀しいのと忙しいのと
複雑なしおりのつみ重ねで
食べて汗をかき
お腹ゴロゴロの日々
ゆと ....
シャガールの恋人たちよ天蓋に夜を満たして水浴びしなさい

留守にして帰り着いたら生き延びた薔薇が ....


ゲリラのような夕立に、なんだか思慕、なんだか死亡、慌てふためいても脳内麻薬がそら隠せない情熱 ....
真夜中のシナモン・バー
蒸気に琺瑯が 咽る
窓をけして開けてはいけない夜
捉えて、捩じる、から ....
思い出なんかに頼らない
思い出なんかは忘れない

矛盾しているこの気持ち
たとえば看板なんか ....
穴が開いてしまった
すーすーする

この数日
アタマの中はカラッポ
行動は上の空

今 ....
彼はいつはじけたとしてもおかしくない赤い悪魔のような人だ


「君のパスタはすごくうまいね!で ....
自分の稚拙さに嘆く
今の自分はこの程度のものしか
持ち合わせていない

この厳しい現実を直視 ....
群青のカケラを
金のひらめきで
刺繍する夜
アラビア文字みたいな冒険を
してみないか

 ....
悠々と空を飛ぶ鳥に生まれたかった
大地に根をはる木に生まれたかった
水を泳ぎまわる魚に生まれたか ....
結末を先に読み終えた
項を捲るのが怖くなって
途中で其れを破いたんだ

途切れた物語は其処で ....
一斉に空に舞い散らばるチタニウム入りのそぼろ
プラネタリウム

白昼のアドバルーン
GoodBye May
          Tsukasa Okazaki

 窓から入り込む ....
今日は
日曜日
とても
いい天気

家族
みんなで
今日は
ピクニック

高原を ....
どんな時も
君と一緒に
歩いていたい

笑いながら
悩みながら
苦しみながら
お互いに ....
心に
止まない
雨が降る

私の心は
悲しみの
どん底

心が
泣いている
人恋 ....
「えーっと、どれどれ……。……お、あったあった。………これやがなこれやがな。えぇ。今週号が出るんを一 .... ほら、切り開く羽音の中で目覚めた、
液体の白さに目が眩む/
月を目掛けて飛ぶ蛍火に
歪んだ窓辺 ....
もしかして美佐江さんだったのかな

週末の都営新宿線本八幡行き
朝方はお出かけの人たちでそこそ ....
ふだん無機質なくろい眼をしておきながら
いまそんな風に悲しみを滲ませるだなんて卑怯だ

いくら ....


白いワンピースは洗濯ものになって
草原を漂っている

小鳥たちは鳴きちぎって
草の先 ....
正直者が馬鹿見る時代に

素直に腹の底から叫ぶこと

すでに凝り固まった頭には

これほ ....


ただその時だけのために
僕は長く険しい道程を
誰に断ることもなく
誰にも称えられること ....
メモパッドに
鉛筆で書かれた
花の落書きは

昨晩かその前かに

パソコンを眺めながらし ....
ヒトは気付いて成長する。
それは自然に起こること。

みんなそうして生きてきた。
意識的にそ ....

私は何もかも見失っているのかもしれない。私として書くことのその意味を。そうして流れていくのかもし ....
 
 
ときのほとりで
さかなつりをした
たくさんつれたけれど
いっぴきもつれないひもあっ ....

電停をおりて橋を渡る
引き潮の時間に
この川を見るのが恐い
川底の石たちが
洗い流される ....





それよりまえにふみこんでくれるな
ゆったりとのらりゆらり
ハンモックにつつま ....
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2010年5月31日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
全手動一行物語(81〜90)クローバー自由詩5*10-5-31 23:53
ただの鉄塔吉岡ペペロ携帯写真+...8*10-5-31 23:45
抑止力というイメージA-29散文(批評...2*10-5-31 23:44
創書日和「結」 きみのような逢坂桜自由詩410-5-31 23:41
家族模型カチキ自由詩210-5-31 23:39
重複をさけて(コンテストで以前一位をとった男が)真島正人自由詩1*10-5-31 23:32
過不足のない憂鬱自由詩6*10-5-31 23:30
喜怒哀楽蒲生万寿自由詩1*10-5-31 22:44
知らせたいこと舞狐自由詩8*10-5-31 22:38
17歳のエニオン夏嶋 真子自由詩45+*10-5-31 22:06
カスピ海ヨーグルトクローバー自由詩1*10-5-31 22:04
たえる日々唐草フウ自由詩6*10-5-31 21:08
話しかける五月小池房枝短歌16*10-5-31 20:00
オフィーリア/構築する、ogawa ...自由詩110-5-31 19:23
日付変更線自由詩210-5-31 19:21
定時朧月自由詩110-5-31 17:40
森の猫自由詩2*10-5-31 17:07
イタリアの恋人七波短歌410-5-31 17:00
ありがとうございます小川麻由美自由詩3*10-5-31 15:28
刺繍する夜昼寝ヒルズ自由詩210-5-31 15:15
歳月ベンジャミン自由詩3*10-5-31 14:18
悲しい物語の終わり方AKiHiC...自由詩210-5-31 14:03
プラネタリウム〜アドバルーンえりくさちえ...自由詩110-5-31 13:29
GoodBye May岡崎師散文(批評...210-5-31 13:25
ピクニックそよ風さん自由詩2*10-5-31 13:14
君と二人自由詩3*10-5-31 13:10
涙雨自由詩3*10-5-31 13:06
コンビニ捨て彦散文(批評...210-5-31 12:58
薄い淡い空岡崎師自由詩110-5-31 12:51
日本橋浜町のひと恋月 ぴの自由詩19*10-5-31 12:25
シンクロナイズガリアーノ自由詩010-5-31 12:22
喫茶店にて八男(はちお...自由詩110-5-31 11:17
叫ぶ葛西曹達自由詩210-5-31 11:15
誓約寒雪自由詩010-5-31 10:44
テーブルにてよーかん自由詩010-5-31 8:09
気付くizumi自由詩210-5-31 1:30
午後の旅番田 自由詩110-5-31 1:13
時のほとり小川 葉自由詩610-5-31 0:23
駅・本川町たりぽん(大...自由詩5*10-5-31 0:08
吊り橋ベルヤ自由詩3*10-5-31 0:01

加筆訂正:
オフィーリア/構築する、/ogawa hana[19:23]
2008.8.29のものを再掲しました
日付変更線/ogawa hana[19:22]
2008.3.4のものを再掲しました
柊と鳥/瑠王[14:43]
蕀→荊 に変更。
40rows, 1.04sec.