はちみたいに蜜めあてで飛んだりしないよ
蝶みたいに綺麗だからってとまったりしないよ
星み ....
「・・・・・・・川田さま。川田さま」
「・・・ふ、ふぇ?」
「以上で終了でございます。」 ....
冬は人が死ぬ季節だと思っていた
小学校4年生の1月におじいちゃんが死んだ
その年
田舎では何十 ....
お喋りふえる昼下がり
乳母車がやってきた
子鬼百匹のせてきて
笛太鼓が踊り狂う
電柱そば ....
批評祭前後で、自分と似た詩の読み方をしている人がどうやらいるらしいということを知れたというのは、結構 ....
ここも宇宙だった
空ばかり見つめていた
ぼくも宇宙だった
永遠ばかり見つめてい ....
機会は一瞬であり…
出会いは運命です…
よい機会や友に巡り会うことは〜
自分で望んで訪 ....
与しないって心に説き伏せて
背中に相対し泣き虫ウイルスに感染したような
腫れぼったい言い方で空に ....
背中が痛い
言葉を押し込めすぎた
そう言うと、男はその場にしゃがみこんだ
医者は、風邪でしょう、と ....
さよなら、が
きすの合図だった。
僕らのルール。
噛み砕いたあめだまを、
口移し。
き ....
伝書鳩がやってきて、クルックと一言
窓辺でギターを弾かないでください
そこから落ちるなんても ....
『もーマジ最悪』
『げっこれ最悪』
『やだー最悪』
・
・
....
どうしたの、貴方
まるで私から逃げている様
どうしたの、私
これくらいで落 ....
小鳥が死んだ。
何の前ぶれも無く突然落ちていた。
鳥が死んだ事に驚いたが
それよりも自分の心が ....
膝の高さまで宙に浮く
小さな太鼓にしがみつき
駆け足ほどの速さで飛び
しん ....
年が明けたんだから 私も新しくなってると思ったのにな
寝ても覚めても昨年の私からまったくもって ....
私は東京の人になった
東京の人は傘をさす
おちてくるものから身をかくし
熱の拡散を厭うてい ....
フワフワなんだろう
太った男が
年下の女の
抱き枕になっている
愛が脂肪を
真 ....
指輪を光らせて寝ながら笑う
水曜日ほど楽しみな日はなくて
どうしてもそこだけは譲れずに
ひ ....
プラスチックの色したカエルが
枯れ草に埋もれながら鳴いてる
今日はいいことがあったんで
笑って ....
うずまきのぐるぐるにそって
泳ぐ魚の一匹は
わたし
群れにみえるのは
船の上 橋の上の動 ....
オリエンタレ・ベイスンから
いくつかの高地(テラ)と海(マーレ)を越え
ようやくこの海にたどり着 ....
えねぇ
ふえねぇ
数が
増えてかねぇの
ホトトギス
片羽残した
肘から
落とした
それを
みていた
はじめ
うその ....
アミダクジ
選ばれちゃった貴方にね
地球バクハのスイッチを
無期限・無利息
見返りいらず ....
私は夢の中に居る
私は夢の中に居る
私は夢の中に居る
私は見知らぬ男に抱かれている
素晴 ....
ちいさな雨が降るね
音のない模様を
フロントガラスが濡れている
それはなんの痕だろ ....
列車らしきものが
ホームに入る
ドアらしきものが開き
人らしきものが
一人ずつ順 ....
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