朝顔や木星金星西東
朝顔や木星遥か西の空
朝顔や金星親しく明けの明星
オリオンは薄 ....
赤い月が見てる
私の背中を
じっと見てる
後ろめたさの滲む背中を
突き抜けて
隠した本音を ....
からからに吹いた笛のさきに
荒地と耕地が立ちすくんでいる
とまれ ベドウィンが考えるのはただ
....
ガラスの向こうで雨は
規則的に降り続いていた
ベランダの花を
静かにたたいていたのは
儚 ....
夏の終わりも
あのひとの面影も
消えゆく
こんな
ちっぽけで
ささいな存在でも
神様を信じよう
....
ともだちと
ばか騒ぎ
たのしいなぁ
こんなに笑ったのひさしぶり
けど
....
ひとり雨宿りです
赤い花が土蔵の横で
それと
桜の枝が薄墨の僕に重なります
やわらか ....
.
i am a girl
中途半端に背伸びを繰り返して
落っことしたものは ....
私たちは
眩暈がするような速度で
転がり続けなければならない
変化すること
それが何より ....
……なな〜つ、
や〜っつ、
ここの〜つ、とお〜
どこに隠れようとも
ひと ....
９／４は土星を水平に観たから
環が消えてしまってどうだか
にやりと頬緩める絵空事だとか
自 ....
浴室で三角座り
シャワーに打たれ続けながら
冷蔵庫からとりだしたばかりの水を
ごくごく ごくごく
や ....
遠ざかるものよりも
進むものでありたい
あなたに向かい
深夜
雨に濡れた肩を抱く
....
夕焼け空
西の肌が赤く爛れてた
何もやってなくて
何か感じてる
この空虚感も
feel ....
（終わる世界、）
（青い鳥が空へと流れた、）
ようすいに集まった子供は暗 ....
僕は立ち尽くす
立ち尽くすことによって
深淵を垣間見る
深淵を垣間見ることによって
僕は立ち ....
何か面白い人に会いました、呼吸が合ったというか
詩にたどり着けない夜は人類を見過ごすことが重要 ....
アナタの言葉を
何度も 何度も
反芻しました
アナタの顔を
何度も 何度も
思い出しま ....
何が在っても
信じ続けると誓って・・・
慰めにもならない
絶落の真理
何も云わずに
....
貴女にとっての唯一になりたくて
そう思って生きてきました
人は寂しい生き物だって
そんな哀 ....
結晶が綺麗だなんて
誰にだっていえる
それで
なんで綺麗だなんて
降ってくる雪の結晶の
....
雨降って
一つ
四角い
優しさを幾つか
重ねて
傷がついた分
優しくなったね ....
あの日
いくつもの物語が
いくつもの愛が
いくつもの夢と希望が
一瞬にして奪 ....
さっき君をみた
地下鉄にのりこみ
予備校の入学説明会
片手で吊革につかまり
パンフレットをめ ....
どこに書いても踏み荒らされてしまうから
自分の腕に刻み込んだ「LIVE」
ムラサキの血が青白 ....
僕は逃げ出す
生きているのは 死ぬ
僕だった 中は
でも 僕だけがけされていく
僕をそこ ....
ふざけてるニャン
逃げ出したシャムが見上げる 四角いそらの路地裏に
もこもこ綿菓子ぐ ....
はじめに言葉がありました
言葉は目には見えませんでした
しかし方角を決めました
そこへ向かって進むも ....
Tiger's tears drip on the spoon
小さじいっぱいの塩の海
....
たった半年で 別れる
たった半年で 付き合う
たった半年で 総理大臣になる
たった ....
そうだった
このまま動く手
そのままの火
そうだったよ
極めてそのままに
揺れる気持ち
....
【Silent Prayer】
今日という日が訪れるたびに
人 ....
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