なむ、なむ。
なむな むななむ
なみ あにを なむ
そのじるな
そも なた なむ ....
まずは携帯電話のメール
次に電車の切符
次はバスの時刻表
次は今更ながら電話の番号
次は ....
白く
抱かれている女の子を見て
きれいだな と思う
やさしくふれられて やさしいことばを感じて ....
しわがれつくせぬものたちと、
ナザレのを引っ張り出した
せせらわらいの背虫男たちの間では
....
君はミルクを温めていた
空白の時間を縫うように
冷えたキッチンを ....
僕が苦しんでいる横で幸せだった人が
不景気で奈落の底に転落していくこと
僕が楽しんでいる横で ....
朝起きて僕はまず
鳥かごのひよちゃんとちよちゃんにあいさつをする
(おはよう
(ひょひょ
( ....
壁に貼られた
青い紙の端が
少しめくれて
その陰に潜む
小さな人
こちらへ
近寄って ....
草臥れた声を変わらない歌に込め
枯れ葉に乗せて飛ばしたら
果てへと届いてくれるだろうか
鑑 ....
なにかを選択してなにか可能性を捨てて今日も一日生き延びました
ああああ、確実に
自分を殺している ....
首を絞める
誰だかわからない
知らないような
懐かしいような
力を込める
力のない ....
ポタージュが冷めるのを待てず
やけどする舌
冷たい朝に
湯気の向こうで
陽の光が磨りガラ ....
++朝が無い++
こころ風向きひとつ
仕合わせも
不仕合せも
慈しみも
....
大切なものは手に入れない
失くしてしまったら悲しくて
その悲しさのあまり
手に入れてしまったこ ....
{引用=
あかもん行きーー
この電車は赤門行きです。ご乗車の方はお急ぎくださいーー}
がっ ....
塩
基 に
の う 短
よ く
な 猫の
っ 胃 ....
何処か遠くへ旅してみたい、どこかのテレビ番組みたいな気分だ
放浪、マッチョなお姫様抱っこ、ノ ....
冴えわたるのが空なら
曇り濁るのは僕の心
色めく街路樹をくぐり囁き合いながら
温ま ....
一番近くで、貴方を待っているからね―
過ちに会える街
【次は 終点 {ルビ蝶 ....
みずうみに手首を浸し
失くした鍵を探す
深い深い底へ
水面の月を掻き乱し
大事なものを失くし ....
寒い夜の公園。
温かい缶珈琲。
静か過ぎる空。
淡い月明かり。
淋しく想う心 ....
考えれば考えるほど
何もかも嫌になってしまう11月某日
空は私の心を反映してるかのように
....
今日と同じ空はなくて。
明日の空が綺麗とは限らない。
それなら、今日の空。
見とれていよう。
....
近所にあるホントに小さな楽器屋でギターの弦を買って帰った。
張り替えたばかりの弦の感触はいつも嬉し ....
カレンダーをめくると
またひとつ昨日がふえる
そうして明日が
ひとつ減る
わたし ....
青空が美し過ぎて
心がそこに映し出される
予想以上に汚れていることを知る
僕はそれ ....
頭上に無数の血管が走っている
赤と紫色と灰色の線が網目状の影をアスファルトに落とす
空は脈打つ彩 ....
秋雨というのはひどく冷たく
(ほんのりと金木犀の匂いがして)
ちょっと生っぽい
(フレッ ....
心は 治るのでしょうか
身体は 治るのでしょうか
眠れずに迎えた土曜日の朝
雨は降り
雨 ....
よみがえれ
俺ののどちんこ
生きたままの肉声をさらせ
よみがえれ
俺ののどちんこ
輝く生の ....
ねえ
ちょうちょあそび、しよう、ひそひそと。
おわったら、ぜんぶ、けす ....
息ができなくて苦しいけれど
水がきれいだから平気
ときどき 泣きたくもなるけれど
見つ ....
明日の朝
私は何を思うだろう
誰を想うだろう
現在ある現実より
永遠にある未来へ
心地良い ....
季節が変わっても
変わらないのは私だけで
いつまでも囚われている
もう目の前に ....
春の
あわい光に心が揺れた
あふれる涙が
桜の花びらと一緒に
散った。
あたたかな ....
どこにアクセスしたらいいかわっかんねえよなあ。
考えてみればそんなにチャンネルなんて持ってねー ....
星が降る
そんな時代がありました
文字が光って
うれしいメールが届きました
たぶん遠い星 ....
凝視する ぎょうしする
形崩れする かたちくずれしていく 雲への うごめく 灼熱のかげ
あのあつ ....
冴えわたるのが空なら
曇り濁るのは僕の心
色めく街路樹をくぐり囁き合いながら
温ま ....
ここはぽかぽかしています
ぼくはここでこんにちはということについて語ろうと思います。
ことばその ....
意味が、ことばを輝かせる。
というのはどういうことだろう、とこのところ考えています。
そ ....
無機質なウタが好き
感情に蓋をした感情が
地球規模で叫んでいる
飛べないトリが好き
持 ....
息のする間もないように
時計の針は刻み続け
毎一秒を刻む
時の流れに抗うのは
気の遠くなるよ ....
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