空を切る

豊かな梢

水色が蒼くて

空が悲しんだ


母のわだち

面影は ....
蝉が鳴いた

目眩する空

川の上を走る

望郷のわだち

夕べの愛欲

昨日の ....
下唇を噛み切って
何かになりきっている
派手過ぎる感情 優しい鼓動に包まれて
もうこれ以上何も ....
お父さんは
となりにいるよ


夜、仕事を終えた次女が
君の病室に行くと
ほとんどの場合 ....
クラゲはとっても化石になりにくい
と思われていますが
絶対にならないってこともなくて
なってし ....
現代の電車は無人島にも行く

ガタンゴトンと無神経に

海の上をレールでつないで

深海 ....
過去と未来は繋がっているけれど
{ルビ現在=いま}はその間にあるわけではない
時間という見えない ....
東京の街に出てきましたという君がうらやましかった



そこにある建物が
中学2年生のこ ....
白のガーベラには黄のカンパニュラ、グリーンのつぼみに甘いリリオペ・・・・・・

いつもの電車に揺 ....
またきたね、匂う夏が、
むせかえる、草叢のにおいのなかで、
ぼくらは、呼吸をする

過剰な、色彩の、 ....
ノートPCの電源を切って、外へ出た。

この郷で、今年はじめての夏の夜。


夏の夜のこと ....
いつも答えを探してる

路上の白線の上
電車の床下
人工の護岸
森を吹く風

だけど

最後の答えは ....
 孤蓬さんに指摘されてから何気無く現代短歌2008年4月号を読んで居たら、彼女の言わんとする事にフィ .... 目を追った先の、
飛行機雲が描いた、
初恋の計算式
イコールが、ひとりぼっち
 
わたしは ....
砂を
体中の空いてる
穴に詰めていく
埋め立てた人工の砂浜の
ほつれたぬいぐるみが
さみし ....
庭先にすずめたちがいて
すずめのてっぽうが生えていて
猫は砂利の上に寝転がって
ぎい、と蛙の声 ....

<髪>

額にかかる倦怠を

耳元でうねる躊躇を

きっぱりかきあげて君は

さ ....
腋の下にブロッコリーを生やしたいと願う女
お前はほんとうの意味でどうしようもない女
腋の下にブロ ....
カニクリームコロッケを投げるのはやめてください
わたしのマンションの玄関ドアーに向かって
カニク ....
絶対的にめしが不足している空間で俺は
カンフーの極意を知る尿と戦っている
知恵と勇気が通用しない ....
氷の中では
時間も止められるし
欲しい物はいつでも
手に入れられるという
人類の傲慢だと
 ....
どうしてこう
脈絡がついてしまうのだろうか
昨日みた夢は
いまはもうない実家の建物が舞台で
 ....
無機質な玄関で
蝉が震えていた

柔らかく透明な
命の中心を捕まえて
僕は木の根元で蝉を放 ....
家の中では序列が決まっていて
お母さんが最初で次が君 そしてやっとお父さん
君が起きてくると休日 ....
見つけた

奥深い森の中に
ぽつんとあらわれた


絵の具を溶いたような
青い湖


ここに
私の希 ....
俺は何がしたい

金が欲しいのか? 時間をムダに使いたいのか?

31歳  世間一般では立派 ....
むっとするような草の匂いをかぎながら
僕は雨を待っているんだ

こんなふうに湿った空気の朝は
 ....
黄色のひまわり
青い空
白い雲
桃色のそよ風

赤い日ざし
白いシャワー
橙のノウゼン ....


ぴらんぴらん
ちらんちらん
きらんきらん

ガラスの
ちいさな
鐘の音。

 ....

雪結晶
ピタッと
触れる

指の先で
踊る水たち






乾いた
つめたさに
響くオカリナの音色

山びこ
みたいに
ポォォン ポォォ ....
雪で
作った
小さな家
かまくら

かまくらの
中に入った

こたつで
冷えた
 ....
庭に咲く
一輪の
紅い花

見ていると
笑っているようだ
人の優しい
笑顔のようだ
 ....
誰もいない
冬の海辺に
かもめが
飛んでる

えさを
必死で
さがしているよ

か ....
                  080805



生えるためには水が要ると
ステ ....
夏が始まった、合図は
とある田舎の公衆便所の片隅で死んだ
ごろりと横たわる、蝉の亡骸
 
子 ....
 
 
水を降りていく
やましいことなど
何ひとつない

深夜、もういない父の
容態が ....
天才だって
長生きしなくちゃ駄目だ


かまち 貴方に会いに
高崎までやって来ました
貴 ....


君がいれば もう私は詩を書かなくて済むかもしれない
という素敵な詩を書いたのだけど
君が ....
夜中にテレビを
消音にして見ていると
隣室から
パチッ。
という何かのスイッチの
音が聞こ ....
[1]
幾重にも重なる和音の中で

あたしは耳鳴りおさえきれずに

人ごみの中歩き続ける
 ....
絵筆のタッチ
でアフロのボブさんが山を
適当に適当に描いた
そして山形蔵王と白石蔵王が生まれた ....
写真週刊誌にスッパ抜かれて
あの子、死んじゃった。アイドルのあの子。

どこを探しても見つから ....
{画像=080805022047.jpg}

掴まり立ちする息子を支え、
私に振り向く妻の肩先 ....
太陽の光の届かない海底で暮らすのはどんな気分だろう。昼と夜の区別のない世界で暮らすのは。
「おはよ ....
もう ラヴソングはうたえない
なぜって、尊皇攘夷派だから
あるいはラブでもソングでもないから
 ....
ピンク色の海が束になって襲いかかる。
週末に、自転車で見た
青空のうしろで、まだら模様になってい ....
膝に水をためた
母は手術で水を
抜いてもらった

肺に水をためた
父も手術で水を
抜いて ....
まずは大間違いからはじめた
朝焼けで焼身自殺してやる
俺は日の出を待っていたのだ。
案の定間違 ....
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2008年8月5日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空が悲しんだ吉岡ペペロ自由詩808-8-5 23:47
望郷のわだち自由詩108-8-5 23:46
地球儀十二支蝶自由詩008-8-5 23:41
となりにいるよ草野大悟自由詩4*08-8-5 23:12
エディアカラ丘陵のクラゲたち海里自由詩408-8-5 23:11
切っ先の目の前でまどろみながらパラソル自由詩1+*08-8-5 22:46
現在あきな自由詩3*08-8-5 22:40
東京nm6自由詩7*08-8-5 22:24
ショートショート/水のなかのガラスのようにいすず散文(批評...2*08-8-5 22:23
青色銀河団携帯写真+...808-8-5 21:51
夏の夜のことセルフレーム自由詩008-8-5 21:50
届かない夜ヒロシ自由詩108-8-5 21:40
文語短歌の真髄か間村長散文(批評...3+*08-8-5 21:11
新天地のうたゆうさく自由詩4*08-8-5 21:08
水のための夜モリマサ公自由詩3708-8-5 20:20
冷やを一献佐々宝砂自由詩7*08-8-5 19:50
からだのおとnonya自由詩8*08-8-5 19:38
ダメな二人セガール、ご...自由詩308-8-5 18:52
変態自由詩5+08-8-5 18:49
TONYO自由詩408-8-5 18:43
妊婦のロボ子さんRT自由詩3*08-8-5 18:25
風のつくりかた佐々宝砂自由詩508-8-5 17:12
善いものに似ていた自由詩5+*08-8-5 15:30
家庭内序列N.K.自由詩2*08-8-5 15:20
青の中の希望舞狐携帯写真+...9*08-8-5 14:29
目の前エヌジーマ自由詩108-8-5 14:10
かえる未有花自由詩19*08-8-5 13:52
色々ペポパンプ自由詩5*08-8-5 12:40
風鈴長谷川智子自由詩1*08-8-5 11:45
氷遊び自由詩0*08-8-5 11:44
ひんやり自由詩1*08-8-5 11:42
かまくら妖刀紅桜自由詩3*08-8-5 11:31
紅い花自由詩3*08-8-5 11:28
かもめ自由詩6*08-8-5 11:24
水のための夜あおば自由詩24*08-8-5 8:36
なんにもならない、夏ゆるこ自由詩508-8-5 8:35
水のための夜たもつ自由詩15*08-8-5 8:28
山田かまち君に捧げる詩青い風自由詩4*08-8-5 8:27
追伸くま出没自由詩308-8-5 4:08
消音かいぶつ自由詩408-8-5 3:54
道をゆくyoyo自由詩1*08-8-5 3:24
マリアンヌ構造自由詩108-8-5 2:57
あの子、死んじゃった。戒途自由詩208-8-5 2:18
因循と輪廻と繋がる想いbeebee自由詩18*08-8-5 2:08
今夜月明かりに虹を見る Ⅱrabbit...散文(批評...508-8-5 2:06
オールユーニドイズラブ構造自由詩208-8-5 0:56
あの時の海はパラソル自由詩3*08-8-5 0:45
水のための夜木屋 亞万自由詩4*08-8-5 0:29
テディベア、ハンブルグのヘヴィロックバンド"ファウスト"へ会いに行く1971構造自由詩308-8-5 0:09

加筆訂正:
UNDER GROUND/西日 茜[08:52]
連のスペース修正
49rows, 1.05sec.