日が沈み
冷めてゆく土
その上を静かに
秋の夜を泳ぐ

月はすでに
凍てついたかのように ....
お花が一本さいていました。



たねができて風にとばされて





お花が二 ....
素直に話せば良かった…
逝く事を直視する覚悟がゆらゆらと揺れて、ぶるぶると震えて、怖かった。と。
 ....
              ★

指にニットを絡ませ凍える、ニッ血の滲む 冬と冬の行間に
祈- ....

. ............. .. ... . .......... .. ........ ....
大好きだ…

どんなに叫んだって
届くわけないのに
叫び続ける

大好きだ…

僕の ....
君と同じ舞台にさえ立っていなかったことに気付いたのは
あまりにも時が経ってからだった。

関わ ....
ごめんなさい という君
ごめんなさい という君

ごめんなんて 言わないで
どうせなら「あり ....
枯葉散る
人の去る後
涙打つ
この空白を
身に滲ませる

{引用=
痛みから目を逸らさ ....


オミオツケが欲しい、と
書いて送ってみる
あなたと
繋がりたい 繋がりたくない
その ....


弁当を開けると
中に海が広がっている
故郷の海のように
凪いできれいだった
朝の静か ....



灰青の砂に
うずもれていく白いかかと
すがる花がらと
たちのぼる月、銀色


 ....
ことばは いつ わたしに
なるのか あやしいから
わたしのなかの あらゆる
わたしを あらいだ ....

ふと庭に
光漬けになって
泣きだしそうな 彼女


まぶしいのは
もうまくがやわらか ....
 こえ
  
  きこえる
    
   みみ
 
 まっかっか

  きみの
 ....
「とおり雨 だね」

虚空に 弧を描いた
その色を 数える
君の横顔 照らした
黄昏に あがる雨

 ....
放射冷却の夜に
ひとりでいると
冷えすぎて困る
ふたりでいると
せますぎて困る
自転車操業 ....

緑色した大地の果てに住む
保護色の蛙たちが
人でなしにつかまって
赤い入れ墨で
標識番号 ....
完爾として
泡沫候補が
手を振る
ドライバーが急ハンドルを切って
横町に突進していく
地方 ....
弾んで跳ねて
笑って泣いて
眠って起きて
笑って食べる

早くて遅くて
忙しなく飛び回る ....
北朝鮮の核実験の報は
気持ちの良い 晴れた日の真昼
ちょうど 洗濯物を干しながら
見ていないテ ....
橙に染まる道
遠くに伸びる影連れて
陽の匂いの二人
また明日と
いつもの約束交わして

 ....
海のそこから

太陽を見たんだ

きらきら反射して

海の

蒼がもっと

さえ ....


上を向いて歩こう
涙がこぼれないように

というので
上を向いて歩いてみたけど
涙 ....
たぶん
あの時も天上に輝く月は
満月だったんじゃないかな

右目だけで見上げる月は
どうに ....






 洗剤の泡が
 細胞みたいにまだ
 残っている
 流しの排水口に垂れ下 ....


強い

いつ使われる形容詞だったか

未だに
姿も見えないんだ
彼女の影が眩しくて

誤解を解 ....



蝶とむくつけき昆虫が

ごつちやになつて

吹き飛ばされて行く。

空中を一 ....
秋は風
そよそよと風が吹き草の丘へ
薄穂が揺れその動きに
虫たちが自分の楽器を
思うままに奏 ....
  教室の窓から 水色の空が見える

 その空に 3羽のハトが現れた

   
   自由 ....
私は悪魔ではない
地獄の炎に取り巻かれているわけでも
コウモリの翼を持っているわけでもない
人 ....



それは自然のなせる業にはちがひないが

梢からまつすぐ

命中するやうに頭に降つ ....
食堂へと続く階段で
未開封のカップラーメンを拾った
飯を喰って戻ってきてもあったら
詩だよなぁ ....
また、中学生が自殺した。
俺は以前、「死にたい奴は死ね」といい続けてきた。
イジメや生活苦以外 ....
 東の空から揚々と日の光りが白み始め
 僕らのこの街は柔らかに浮かび上がる
 すこし肌寒いひんや ....


つよい デンプン


瞬間接着剤 的な ノリの

氏名  きょう りき子 出席番号 ....



この汚レ物の景色の
またと見ない サヨナラだけの
日々の連絡と
グロッキーな夜明け ....
頭の中ならまだしも、心の中を探り弄られるのは
どうにも我慢し難いようだ
彼の入れ子から 取り出されていく 三つめの人形は 
彼女の 小さな入れ子から 取り出された 
二 ....
残光に霞んだ視覚が荒い砂粒に吹き払われる
芥の幻が、埋没した歴史に今も残る「カタチ。
伽羅色に侵 ....
月が消えていくのではない、影が増えていくだけ。
{ルビ遠奥=とおおく}に聞こえるは影の音、追憶の揺 ....
少しずつ
たくさんのモノを手にして

少しずつ
たくさんのモノを落として

久し ....
今日、キーホルダーを買いました。

黒の革製で、少し大人びました。

前のは、ディズニーで僕 ....
キーポイント
キーポイント
ブレーキを掛けながら
クルマが喚く
チョークで
殴り書きしなが ....

シュールなショールを引き裂いて
モンゴリアンが走る
エイゴリアンが続くと
猫が鳴く。

 ....
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2006年10月14日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋の夜は海と変わりゆくぽえむ君自由詩13*06-10-14 23:36
お花がさいたよプル式自由詩5*06-10-14 23:31
逝くたまむし自由詩006-10-14 23:30
冬の天使六崎杏介自由詩606-10-14 23:28
夜汽車蒼木りん未詩・独白406-10-14 23:17
恋に恋した季節クラウン自由詩406-10-14 22:54
 奏  者    - S p i e l e r -李伍 翔自由詩006-10-14 22:40
友へ未詩・独白206-10-14 22:07
前進への答え結城 森士短歌1*06-10-14 22:03
恋情フユナ未詩・独白306-10-14 22:00
空腹たもつ自由詩3606-10-14 21:59
帰葬フユナ未詩・独白506-10-14 21:57
そろもん(検証の話)みつべえ自由詩106-10-14 21:20
彼女ははな 自由詩12*06-10-14 20:57
恋え愛心未詩・独白306-10-14 20:53
vibgyor李伍 翔携帯写真+...106-10-14 20:50
放射冷却あおば自由詩2*06-10-14 20:26
保護色の蛙自由詩1*06-10-14 20:18
カステラ一皿平らげる自由詩3*06-10-14 20:02
カクテルペポパンプ自由詩4*06-10-14 19:18
カマキリThe Bo...自由詩4*06-10-14 18:27
影ふたつ。夕凪ここあ自由詩5*06-10-14 17:48
きらきら水平線自由詩2*06-10-14 17:17
無題ラプンツエル未詩・独白306-10-14 16:53
脆弱自由詩206-10-14 16:11
異様に明るいカンチェルス...自由詩806-10-14 15:17
ひとつ 別れを知って瑠音携帯写真+...106-10-14 13:04
飛躍杉菜 晃未詩・独白4*06-10-14 12:55
秋は心ぽえむ君自由詩11*06-10-14 12:43
自由を舞う翼明香璃自由詩206-10-14 11:27
天使祝詞 ルシフェルThe Bo...自由詩4*06-10-14 11:04
頭に弾いた木の実について杉菜 晃自由詩12*06-10-14 9:59
食べる詩(オリエンタルフレーバー)虹村 凌自由詩3*06-10-14 9:33
孤独な逃走劇散文(批評...8+*06-10-14 8:45
蒼朝山崎 風雅自由詩506-10-14 7:35
強力粉ヨルノテガム自由詩006-10-14 5:39
これ自由詩406-10-14 5:19
つぶやきFUBAR未詩・独白3*06-10-14 5:11
双子砧 和日自由詩206-10-14 4:50
流砂の凍えatsuch...自由詩3*06-10-14 3:42
月の半分未詩・独白106-10-14 2:27
That's lifeれるむ自由詩106-10-14 2:26
未来へ。「キーホルダー。」狠志自由詩106-10-14 2:03
啄木あおば自由詩1*06-10-14 1:04
ねこみたような自由詩4*06-10-14 0:10

加筆訂正:
尾骶骨/蒼木りん[23:04]
最後修正しました
天使祝詞 ルシフェル/The Boys On The Rock[11:07]
天使祝詞シリーズはこれで一応終了です。
45rows, 1.03sec.