懐疑的な夜の上を
ひとり、女は行った。

光るものは
上にも下にも見えて
波が寄せるだけ、 ....
からっぽのカゴ

いっぱいの水入れ。
いっぱいの餌入れ。

お腹がいっぱいで
眠そうな目 ....
ちょっといいですか
生まれたときのことを思い出してください
無理やりに この世界に産み落とさ ....
誰もいなかった
一円玉を拾った

一円玉の面影もなく
落とすと
軽金属の音がする
汚れた ....
三分で考えた詩なんて
一秒と持たない
次から次へと電車は来る
それに乗ろうとおおいそがしだ
 ....
彼女は
どんな名前よりも
羽根がほしかった

いつも
風に撫でられる感覚
風をきって、両 ....
雨の降る仕事帰りの夜道
傘を差して歩く僕は
年の瀬に冷たい廊下でうつ伏せたまま
亡くなってい ....
フロントガラスに浮かぶ雨粒は
ちょっとしたお星さまに見える
さーっと拭き取られてしまっても
や ....
甘いものを断つ。

昨晩、延々とその鉄の決意を語った君が
どうしてシューなんとかを食べているの ....
何を言っても
嘘っぱちになっちゃいそうで
僕は
んくんっ と 
喉の奥に今 出てきかかった
 ....

或るおかしな人生が終わろうとしてい

煙草の火がさっきから

わたしは震えながら手で三角 ....
何でこんなに悩んでいるんだろ。

何でこんなに考えてしまうんだろう。

何でこんなに苦しくな ....
君が好き。
 



凄く好き。




めっちゃ好き。




本当 ....
何でもかんでも適当な僕は
最初はここから。最後はココまで。というのは決めていない。

それって ....

木の葉踊る
お日さまが割れて
少しずつ、欠片がつもった
吹き散らす風は
音もなくこの路を ....
君と私とのあいだに

春の花を咲かせよう

おひさまではなく

笑顔で咲く

たんぽ ....
はるか

はるか雲の頂上に

あの時 みつけた宝物

未だに取りに行けていない

で ....
暗いてっぺんの夜に
松屋のチキンカレーを
胃に流し込んで
地下鉄に乗る

まだ太陽も起きる ....
負け犬だとか
勝ち犬だとか

よくわからないけれど

吠えなくなった
時点で

終わ ....
小さい頃は
ヒーローに
憧れてた

スペシウム光線とか
出せないけど

大事にするよっ ....
なんかすごく
だるくって

ありえないほど
つらいけど

鏡越しに
あっかんべー
し ....


いのちの外れをふらついて
月が見える窓にもたれる

二月の終わり

ねむいは深い深 ....
ッガんばれよっ


いきなり降って湧いた声は

   聴きなれていたはずの声
 ....
金を手にした状態で
金なんかいらないと言いたいよ
ボカされた視界の中で
向こう側をボンヤリと見 ....


夕暮れ
警察署の壁面が赤く染まる頃
帰宅途中の私はその前に来るといつも
自白する

 ....
すきとおる春の風が
ぼくを追い越してゆく

何となく息を吸って
両手広げてみたり

そっ ....

そりゃあ

「うわずみ」だけならさぞかし美味しいだろうよ

もしかしたら

その底に ....
それは、微かだった

おもむろに ゆっくりと

そして、微かだった

そろりと 音もなく ....
日向に 住む 影法師
柔らか 柔らや 穏やかに
けぶる 靄の中で

花が 咲いては 折れ
 ....
一人で歩く、貴方との思い出の道

 桜並木はまだ蕾もつけず

散った頃のままを思い起こす ....
手が
どうしようもなく震えてしまうので
病院へ行った
先生は左耳で一通り話を聞いたあと
(背 ....




雪どけ水が
氷の下を流れゆき
定まらぬかたちの光となり
坂道を静かに下りてゆく ....
透きとおる真昼に
日常が、消えていく
八月に買った青いびいどろは
もう割れた



観 ....
地獄の主は ハレル・シャハル!
よみがえり給う ハレル・シャハル!
勝ち鬨あげて ハレル・シ ....
せんぱぁい そのしなやかな身体を擦り付けるような
甘い猫なで声が頭にこびり付いて離れない

追 ....
お昼時 
おなか空いたなぁ、と
声に出してみたら
余計におなかが空いたので
仕方なく
空気 ....
詩が書けない。
文章は作れる。
思ったことを文面に表すことができる。
しかし。
詩が書けない ....
春の手引きをするような生暖かい風に吹かれながら
倒れた自転車の間を抜けてゆく
倒れているものを見 ....
ソング フォー ユー



愛を忘れて
自分をおいて
きっと
どこかかなたに消えていっ ....
路上で、ベルボーイ気取りの道化男が(※1)
呼び鈴を盗まれて、おろおろしている場面に
出くわした ....
あなたが一番きれいだったとき
しがらみの廃墟に靡く 硝煙を仰ぎ
自由とは このことかと
愛しき ....
彼女がまばたく度に
その瞼に乗せられた青が
小さく揺れ
私は時折それを盗み見るようにしながら
 ....
この道を知っている
雨の夜 冬の朝

通り過ぎる面影は 息をきらした 私
あなたの胸に 飛び ....
求めて止まぬものがあった
そのたびに吐き出したものは
記憶
その彼方に
星になった

 ....
開いた手の平はどこまで近づけても絡み合うことは無かった


遠ざかる程に
近付いた時を
悔 ....
この小さな世界を戦場にしてはいけない


古い言葉 温かく 訓戒として生きた


この小 ....
唾液が
糸をひくような
かゆい
ぬるい夜明け


--Tsuno-rasete


 ....
乾燥した始まりには
どうしても雨が欲しかったから
浅いじょうろを軒下につるして
ただ、揺れるま ....
芸術ってなんだろう。
日常をしのぎつつ ふっと思う。
このごろ あれかなと思う。
むすんで ひ ....
出会いは突然にやって来る

    1
漫画みたいに正面衝突
口喧嘩で知り合う
学校に着い ....
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2006年2月24日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
帰りたい家ミゼット自由詩2*06-2-24 23:58
からっぽ朱華携帯写真+...4*06-2-24 23:31
尊厳死研究会第2の地球散文(批評...106-2-24 23:14
いちえん蒼木りん未詩・独白306-2-24 22:53
againstantrainhaniwa自由詩3*06-2-24 22:37
中古の羽根なつ自由詩6*06-2-24 22:29
光の滲む雨の夜道を服部 剛自由詩18*06-2-24 21:56
雨粒とびまる。自由詩2*06-2-24 21:54
シューなんとか美味自由詩2*06-2-24 21:51
約束さち自由詩8*06-2-24 21:15
電線に吊るされたまま発信しているテレビのようなそれ佐藤伊織自由詩0*06-2-24 21:06
ばか。天使散文(批評...006-2-24 20:43
好き。散文(批評...106-2-24 20:36
最初。最後。散文(批評...006-2-24 20:32
つむじ風紫翠自由詩0*06-2-24 20:32
笑顔で咲くたんぽぽを春日野佐秀自由詩306-2-24 19:59
はるか雲に自由詩106-2-24 19:53
矢印アンダーグラウンド仲本いすら未詩・独白0*06-2-24 19:47
ポケモン(ガーディにて)自由詩4*06-2-24 19:43
ポケモン(ヒトデマンにて)自由詩3*06-2-24 19:42
ポケモン(パウワウにて)自由詩106-2-24 19:40
手のひら石川和広自由詩8*06-2-24 19:32
少し大きめの河の土手にて吹き抜ける風に抗いながらかぜきり自由詩1*06-2-24 18:07
boyspan自由詩006-2-24 17:59
たもつ自由詩606-2-24 17:40
ぼくらの道を春海自由詩3*06-2-24 16:43
人生の「うわずみ」だけ食って生きた気になってんじゃねえ436自由詩2*06-2-24 16:21
かすか美味自由詩4*06-2-24 16:07
日向に咲いた奥津 強自由詩506-2-24 15:30
[ 五行の恋文(桜)]渕崎。自由詩106-2-24 15:15
汚れた背中佐野権太自由詩9*06-2-24 14:51
季と季木立 悟自由詩106-2-24 13:19
八月の、リフレイン望月 ゆき自由詩38*06-2-24 12:53
ハレル・シャハルりょーーーー...未詩・独白006-2-24 12:42
cat woman腰抜け若鶏自由詩3*06-2-24 12:19
ばく夕凪ここあ自由詩1*06-2-24 12:02
詩って・・広川 孝治散文(批評...006-2-24 10:08
「いつから・・いつになれば・・」自由詩106-2-24 10:02
To Mr. R.Carter 2: ソング フォー ユーm.qyi自由詩206-2-24 9:29
路 上プテラノドン自由詩1*06-2-24 9:23
女性詩(をんな さが うた)恋月 ぴの自由詩20+*06-2-24 9:03
妄想都市・JRかのこ散文(批評...206-2-24 8:10
静かな町紫翠自由詩2*06-2-24 3:27
時間と空間の結婚式アマル・シャ...自由詩806-2-24 2:55
鏡/雪原の下久野本 暁自由詩106-2-24 2:35
ホワイトチルドレン自由詩0+*06-2-24 2:28
『Tsuno-rasete』川村 透自由詩206-2-24 2:09
月曜日霜天自由詩606-2-24 1:52
この頃 思った事砂木散文(批評...13*06-2-24 1:19
出会いと別れ海月自由詩1*06-2-24 0:41

加筆訂正:
光の滲む雨の夜道を/服部 剛[23:18]
7連目等書き直しました。
いい日/竜一郎[11:28]
。「いい日」のラベルをはがして、題名をはっきりさせました。
二台の洗濯機における青春の一考察/たりぽん(大理 奔)[10:51]
出だしを推敲しました
ヒマワリ/竜一郎[10:25]
少しわからなくなったので修正しました。
女性詩(をんな さが うた)/恋月 ぴの[09:36]
恋歌→人生(ルナクさん、ごめんさない)
50rows, 1.04sec.