占いメールによると
明日はラッキーデーなのだそうだ
あなたに
私の何がわかるのか
占 ....
新宿駅の構内に一人立って、行き交う人を蔑むみたいな目でみるのが好きだ。
怒鳴って歩くサラリ ....
青空の
窮み
藍
星空
孤独だっ ....
{引用=
吹かした煙といっしょに、行っちゃうかと思いました
薄くなりましたね、背 ....
夕方6時の屋上駐車場
暗い角場に車を止めて
寝ているのは私です
ほんの1時間程
だって
....
薄暗がりの朝の道
自転車を飛ばして小さな街へ帰る
鳥たちが騒ぐ前に
朝刊も入ってないドアを ....
いくらでもあげる。
あなたが望むのなら
こうしていられるのは
あとどのくらい?
わがまま ....
ただ
ハコベの花のように
ひそやかな 誇りをもって
ただ
ハコベの茎のように
地を ....
どうせどこかの守備範囲にリンクするから
どの道一緒だよ
そこが悲しいだけ
めんどく ....
心ない人々の心ない祈り
とてもせつなくて
頭はぼーっと痛んでくるし
しばらく世界が止まってしま ....
昔はぁ よかった
これは じいちゃんの
クチグセ
昔はぁ よかった
これは ばあ ....
曜日だけはおぼえている
寒いから季節だけはようやくわかる
閉じたままの傘が ....
あなたは謎めいて
――それはどちらなのですか
それは匙加減
それは
わたしは鉢植えです
今日も家主殿から水をいただいております
しっとりふわふわにおいたつ土が
わ ....
不思議なのは
社長には従いたくなるが
部長には反発したくなることだ
会社組織は国と異なる
総 ....
ボックスの中の電話が鳴って
初めて聞いた公衆電話の音は
なんだかすごく懐かしくって
....
死ぬときはひとりでいたい
本当にひとりで
見守るものもなく
見捨てるものもなく
星が
....
結局、「詩」とはなんなのだろうか?
私は、私の意味において私なりにそうか、と色々と取り入れ、私 ....
うつくしい
よるのきよ
わたしはしななければならない
あのこのために
ほんとうに
しず ....
作り物の光に満ちた
ペールブルーの繁華街が
なめらかな軌跡を描きながら
夜にむかって滑り落ちて ....
日常に疲れ果てたさびしんぼぅの代わりの
おそらも大泣きをしてくれたのか
全てを拭 ....
私はさすらい人
吹き荒ぶ冷たさの為に
突き刺さる北風の中を
冷たい鋼の様に凍え ....
霧雨のなかを
朝ぬすびとは帰る
愛するひとのもとへ
かれこれ三日もなにも
食べさせてあげるこ ....
見事に文字化けしていました
文字化けしてどうなったかというと
まだなってません
議場で ....
あのころ
とても好きだったのは
Mと云うおさない綺麗なひとで
ピアノを弾くひとでした
むきだ ....
毎日 違う朝なのに
ありきたりと
つづられる
こいこがれて うごかない
待つだけの 人は ....
幸せな私はなぜ続いてくれないのだろう
真剣に人を愛する事はなぜ
流れてゆく星のようなのだろう
....
白いノートに
木を三つ書いたら
それが森になりました
空を支えるように
枝の真似をして手 ....
あ行
足音が遠ざかってゆく朝8時、きみは出かける わたしを置いて
今までと変わらぬように ....
君は彩りのある口付けをする
時折ゆれるのは風の悪戯
やさしい音色は僕の耳を擽る
誰も見てなんか ....
才能がないミュージシャンが
なかなか進まない車のアクセルを踏み続けている
どうやらエンジンがかか ....
目を閉じる
瞼を、それは落ちていくのかもしれない
いつもより低い世界で目を覚ます
見上げること ....
運命が赤い目をしてこちらに向かって突進してくる
生まれたばかりの北風はコンクリートの軋む音に
乗 ....
もずくの藻屑になると言って
何処にでもいる学生という職業の彼は
もうすぐやってくるであろう致命傷 ....
電子レンジがチンと鳴る。
ウェイターはコックを呼んだ。
電子レンジがチンしましたよ、と。
....
だからって波風立てず通り抜けていく映画を眺める
2時間後には真っ暗な世界
四つん這いになって ....
この
てのひらに届く
吐息のような
君の伝言
手が届かない切なさ
抱きしめられない ....
寂しがり
嘘つきで
夕暮れにも泣いたりしない
強がって
爪先で
ねえ、
迷いくら ....
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