日に焼けた古びた手は
私の知らない
たくさんの出会いをつなぎ
また別れをもつなぐ

 ....
咲いた 咲いた お花が咲いた
心の中に お花が咲いた
赤 青 黄色と
どんどん咲いて
頭の中 ....
さらさら平気な顔をして君は言ってのける
僕が君を夢にまで見ているなんて知らない
でも僕はそんなこ ....



空をゆく流氷が
原に立つ子の瞳に映る
旧い川が運ぶ黒い土
小さな光の波

 ....

僕が旅に出る理由は
1の僕の最後の抵抗



会わなくて済むこともできたのかもしれない ....
知らないうちに夜になって
知らないうちに朝になって
毎日毎日
ずっとずっと
泣いたり泣きやん ....
大好きな歌

何度も歌ってくれた

優しいその声にそっと寄り添い

時の経つのを忘れる
 ....
ぼくのろうやにいる
りゅうちにんは
みんな
びょうきがち

しゃばにいるときは
ぎんぎん ....
たなごころに ビイドロの はなぶんちん かざす

クリスタルに はねる こもれび
ひとみを い ....
夜には似合わないのに
とてもきれいに見えた
スカイブルー
じっと見つめていると
吸い込まれそ ....
瀕死のロックンロール・スタァ
遊びにおいでよ今夜
瀕死のパンク・スタァ
遊びにおいでよ今 ....
うすぼんやりな暗闇に
{ルビ空々=そらぞら}しく
いい月だ、と
繰り返す

あなたにとって ....
煙が隙間を埋めていくので
わたしは思わずフタを開きました。
殻の中を出たいと思っても、
そこま ....
初めて道を歩いた人はどんな人だったろうと
ものすごく高尚なことを
考えていた朝であったけれど
 ....
俺なんて

書かないことは死と隣り合わせ

四畳間の壁が俺に向かって死ねと囁きつづける毎日だ ....
階段を下りる。
アスファルトに足がつく。硬い振動が頭の先まで震える。
暑すぎる夜の熱は、ビルの内 ....
僕には何もありゃしない
マイノリティにもなれないさ


ラウド・マイノリティだって?

 ....
 嗚呼、なんてバカだったんだろう!

 文庫サイズなんだから、意味なく上製本にすることはないの ....
おきたら

羽が生えてた

羽ブラをかってみたけど

どうもまだ慣れない

でも次の ....
祭りのお囃子が
近づいてくるのを聞きながら
冷たい床に頬をあてて
熱が奪われていくのを感じてい ....
サワレナイという女の子がいました
何を贈られてもそれに触れないでかなしそうに笑うので
そう呼ばれ ....

粉々に どうか


それは皆 粉体に紛れるように


に紛れる ただ ネオンの 美し ....



音の空から斜めは降る
親しげな空ほど
高みへ去る
列は青く
青は遠い


 ....

レモン水一口飲んでいる間に

地球が生まれ
消えていきました

桜がとてもきれいだった ....
僕は一切れ100円の白身さかな。
美味しそうな気配を漂わせ
他の仲間達とアルミのトレイに並んでい ....
僕思ったんだよねえ。

君が好きなんじゃなくて

君のつけてる香水が好きかもしれないって
 ....
お早うございます
お早うございます
朝の空気は、
ひとしきり
健やかである

しかしこん ....
  大きな

大きなひこうきの音から
しゃがみこむように耳を小さく

  白い

白い ....
球体に千秋楽が訪れ
大銀杏までは届かない髪が
従順に上り天辺で見渡す

明朝体のまま終われな ....
超高層の120階に呼び出された
社長室までの道のりは
美人の秘書と共に在る
淡い恋とは別種の鼓動

 ....
夕陽の、
あの世界の全てを焦がしかねない熱量を持つ
直情的な眼差しを
一身に受け止めるたおやか ....
なんかぼうっとしちゃう
ぼうっと
それは昨日の晩に見た夢のせい
わたしはあなたと別れました
 ....
今夜
ぼくの知らないどこかの街に
一足早く八月がやって来るそうだ

寝苦しさに耐え切れない人 ....
きれい
すごくきれい

君に言われると泣きたくなります

バス停を忘れさせてね
ステップ ....
夏の幻に消えいりそうな呼吸音
いますこし
いますこし失うものは
命のみほかはぜんぶ
あげる
 ....



数えきれないほど多くの
手首のかたちをした炎が
夜の空をまわりつづける
見える ....
眠りの端を吸いつけるように
{ルビ鳧=けり}が清らくついばみを走らせた

マディソンという街 ....
見たこともないさよならを
毎日つぶやいているうちに
つめたいそれは温度をもって
かわいたそれは ....
ひとつの恋が終わって
もう二度と連絡が来ないように
メールアドレスを変えてみた

もう二度と ....
水に砂糖を入れてくれ、と注文する男、
完全に氷を溶かしきってから、ウィスキーを注文する男。
男は ....
なにもかも手に入るわけがない


何かを得る為には

何かを犠牲にしなければならない

 ....
桜の枝を折ったのは 僕です ジョージ・W

最初にやったのはあっちです ジョージ・H・W・B
 ....
言葉って悲しい
伝えようとしても伝わらない
震える唇から滴る言葉を掬い上げても
そこには何もな ....


花陰に風はやどり
月星を愛で
いつしか
浅い眠りにおちて

天の川から
舟を漕ぎ ....
グラスの縁を滑り落ちる
雫のまるい膨らみの中に
千切りそこねた夏景色
麦藁帽子の少女の幻を閉じ ....
重い、思いが
いくつも重なって
重奏を奏でた
扉がどぉーんと開いたように
僕はバッハに取り ....
瀬戸大橋が見渡せる
峠の途中で会ったのは
三十手前の細面
デジタルお遍路モモコさん

道を ....
これ一本で一日
身体が軽くなるドリンクを買い求め
明日の救いを祈るともなしに


楽しみ方 ....
授業中 廊下を二人で歩きたい 「お腹が痛い」ホントは嘘だよ

背を撫でる君の掌 思うほど大きくな ....
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2005年7月25日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私連珠玉兎自由詩8*05-7-25 23:34
【さ】・・『咲いた』toto自由詩305-7-25 23:34
今と、少し未来のこと自由詩205-7-25 23:10
草棄原木立 悟自由詩605-7-25 23:01
僕が旅に出る理由−波眠−自由詩205-7-25 22:43
明け方にチアーヌ自由詩605-7-25 22:43
春が舞う空 春色自由詩8*05-7-25 22:40
びょうきがちりゅうちにん草野大悟自由詩5*05-7-25 22:38
*はなびら*かおる自由詩7*05-7-25 22:05
スカイブルーチアーヌ自由詩705-7-25 21:48
不味い歌虹村 凌自由詩5*05-7-25 21:45
_葵 悠貴自由詩2*05-7-25 21:14
一つぶのカプセルの中でヒビノナコナ自由詩305-7-25 20:52
なんとなく包まれているtonpek...自由詩14*05-7-25 20:35
「書くことは生きること」なんてちゃんちゃらおかしいわい/////自由詩205-7-25 20:28
トリコロールのシャツチャオ自由詩2*05-7-25 20:04
『極彩色のゲルニカ』mana自由詩1*05-7-25 19:19
書評: 『世界で一番美しい病気』/中島らも散文(批評...5*05-7-25 19:03
あさめぐみ自由詩6*05-7-25 17:47
トン トトン大覚アキラ自由詩205-7-25 17:41
空の子ヤギ自由詩25*05-7-25 17:21
紛体佐藤伊織自由詩2*05-7-25 16:58
木立 悟自由詩505-7-25 16:42
童話(伝言)たもつ自由詩19*05-7-25 16:29
白身のさかな恋月 ぴの自由詩2*05-7-25 16:22
ベビードールまぽ自由詩1*05-7-25 15:20
あいさつこしごえ自由詩6*05-7-25 15:17
大きな白い眩しさふく未詩・独白1*05-7-25 14:43
はなすべりてのひら木葉 揺自由詩305-7-25 13:22
kw携帯写真+...4*05-7-25 13:12
浮島椎名乃逢自由詩5*05-7-25 13:02
別れの夢チアーヌ自由詩205-7-25 12:33
八月大覚アキラ自由詩505-7-25 12:03
きれいスプートニク自由詩7*05-7-25 9:55
孤独の。熱こしごえ自由詩10*05-7-25 9:51
天象儀と遊星木立 悟自由詩805-7-25 9:45
自由によって運ばれてくる鳴々門 零自由詩105-7-25 9:04
見たこともないさよならが八月のさかな自由詩1205-7-25 3:37
メールアドレスを変更しました。君には教えない。綿花自由詩805-7-25 2:36
トリコロールシャツ、とバーテンダーチャオ自由詩2*05-7-25 2:18
_葵 悠貴自由詩1*05-7-25 2:16
寓話 BBSクリ未詩・独白3*05-7-25 1:58
AKiHiC...自由詩205-7-25 1:38
ゆらりゆりかご落合朱美自由詩11*05-7-25 1:28
夏服の模様自由詩15*05-7-25 1:26
 サウンドつぐこ自由詩5*05-7-25 1:03
デジタルお遍路モモコさんイオン自由詩1*05-7-25 0:45
無題蒼木りん未詩・独白305-7-25 0:44
片思い−恋文短歌7*05-7-25 0:31
49rows, 0.99sec.