わたし
椿の紅のビロウドのような
柔らかさに触れたくて
はなびらに少 ....
宿泊客を
一つの虚構として捉えてみた場合
ホテルは有料の空き部屋で
人々を
無限 ....
あの日、ネロは十字架を携えてネ申になりました
大阪の下町。
見るからにヤクザといった風体の男二人が、道端をゆっくりとふらふら歩いております。
....
仔犬のワルツが弾けるまでは
ピアノをやめさせないという
お母さんがいたのだと
どこで聞いた ....
お困りですか?
「お困りです」
それは大変ですね
「大変と言えば大変だけど ....
けだものの心に近づいてはいけない
けだものに喰われてしまうから
けだものの心を知っ ....
思い出せない言葉のかわりに
鳥を葬り
砕けていく雲を見つめる
....
過去を良く思えるのは 今に満足していないから
そんな話を耳にしたことがある。
その通りか ....
もう ええわ
あしたになれば
わかるこっちゃし
いま悩んどっても
らちあかん
....
あたしの町のあたしの川の向こうにはあたしだけの工場が在る。
其処は終日稼働式で、何時でも好きな ....
水無月の海にあじさい色の傘の花
哀しみの膜に包まれていく予感
この哀しみの粒も海に飲み干 ....
わかってほしい
とは思わない
だれにもわかるわけがないのだから
わかってるよ なんてウ ....
薄闇がやってきて
あなたを連れてきた
あなたはわたしを連れて
小さな部屋へ行った
小さなラン ....
昼食を食べに近所のファミレスへ
夏の強い日差しの下
ふらふら自転車をこいでゆく
クーラーの ....
ロウと明日を焚くラミアの重力の1自慰のテイル
睡蓮/gのhairで吊ると 眩むO部屋に鴉を枯らす
....
暗闇は・・・嫌いだ・・・
ただひたすら闇を映すだけ・・・
ずっといると昔の自分も映しそうだか ....
芳彦は宇宙船に吸い上げられた
一晩中生きたまま体を検査され明け方に解放された
解放される直前に流 ....
トニーはテストの最中にたった一本の鉛筆を落としてしまった
音の大きさに比して精神的な衝撃は相当なも ....
その死は所見で自殺と推測されたが、念のために聞き込みが始まった
隣人A「俺じゃねーって。挨拶もした ....
もともと性に合わないんだ
優しくされるのも
穏やかになるのも
まんざらではなかったけれ ....
たとえば少年の溜息を
たとえば少女の独白を
空は拾いあげるでしょう
空にはみんなの星が ....
{引用= ―飛ぶ そらを
びゅうびゅう ....
列車は橋の上を走っていた
海を渡る
私が見たのは真下に広がる汚れた海
あなたが見 ....
マウンドに立つ その、一番。
目を見開いて、瞬間瞬間を一時たりとも逃さぬように。
ごくん、
と ....
曇り空の晴れた日の夕暮れに、昔からおしゃべり好きな友人が自信たっぷりに言ったことが気になった僕は、土 ....
もう、後ろへは戻れない
一日という日は過ぎたから
「また明日」と君に言われて
「ちょっ ....
冷蔵庫の中で
産声をあげようと
するあいつ
ある時ママは
つぶれたあいつを見て
僕 ....
戦争は人間が人間にしたこと
舐めて治す
生で食べる
裸だ
生殖のために交尾する
こどもを育てる
親の顔は知らない
生 ....
火のなかに失ったもの
火のなかに忘れたもの
火のなかに入り
....
失った昨日を探して駆けた
太陽は眩しいから怖い
明日は だらしなく口を空けて僕らを飲み込 ....
あなた 寂しいというなら
その血肉を隣人に与えなさい
血は啜られ 肉は喰らわれるだろうが ....
ニンゲンの丘に立つ
魂を踏み砕いて
隙間から洩れるのは{ルビ赤光=シャッコウ}
全 ....
平均台の上を歩くみたいに、生きてる
両の手を横にのばして、バランスをとる
あせって ....
よぞらをひとさじ すくってくちへ
したにとどいたそのあじは
実に甘美でほろ苦く
....
男のズボンの右ポケットは
いつの間にか上着の胸ポケットに繋がっていた
えいっ、と腕を突っ ....
明け方の薄い空の下で
やわらかく湿った地面の上で
何か、いいものを見つけましたか
たとえば ....
おもいではいくつかぞえても どんな過去も おなじになるから
ときどき、かなしくなる
かな ....
来月、はたちになります。
こうやって詩や日記を通して自分の生活をつづっているとなんだか20歳の誕生 ....
あのころのわたしはなにかにいつも喧嘩をうっていて、
火の気がないことなんてなかった。
い ....
すべての扉を閉ざしても
あなたの底から
見つめている
あの日確かに
....
あしびきの
やまどりこっこ
こけこっこ
たまごうんだよ
ぬばたまの
よるにうまれた
くろ ....
いま、ここでできること
わたしのなかの
もう忘れた 日々のなかの
灰の底で まだ暖かなものを
....
かなしみもしあわせも似たようなもんだ
こころって難しいもんだ
バイトの連絡がはいった
面倒 ....
いつか、白い雲に乗ってどこまでも旅する夢をみた
ふわふわのその乗り物は
ちぎって食べるとおさと ....
おまけみたいな僕は
露店でビールを配る
一杯四〇〇円也
腕に妙な刺青をした
お兄さんに意地で ....
2005年7月9日
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
嫉妬の黄色
蜜 花
自由詩
8*
05-7-9 23:58
リゾート
吉岡孝次
自由詩
1
05-7-9 23:40
フランダース
桜 葉一
自由詩
0
05-7-9 23:29
シノギ
捨て彦
散文(批評...
3
05-7-9 23:14
苦虫
蒼木りん
未詩・独白
0
05-7-9 23:07
【お】・・『お困りですか』
toto
自由詩
2
05-7-9 23:01
ノート(35Y・12.8)
木立 悟
未詩・独白
2
05-7-9 23:00
ノート(35Y・9.4)
〃
未詩・独白
2
05-7-9 22:57
思い出してもいいですか?
空 春色
自由詩
1*
05-7-9 22:57
セリフ
蒼木りん
未詩・独白
2
05-7-9 22:47
赤い点滅
有邑空玖
自由詩
15*
05-7-9 22:32
*海辺にて*
かおる
自由詩
3*
05-7-9 22:18
人間不信
ユウ
自由詩
1
05-7-9 22:14
いかれた夜
チアーヌ
自由詩
6
05-7-9 22:10
ボールパークに夢を 〜海を渡った侍 松井秀喜に捧ぐ〜
服部 剛
自由詩
6*
05-7-9 21:58
LHLH #6
六崎杏介
自由詩
5
05-7-9 21:53
支配
秋葉 刹
自由詩
1
05-7-9 21:53
寓話 不可解な死 3
クリ
未詩・独白
3*
05-7-9 21:23
寓話 不可解な死 2
〃
未詩・独白
5*
05-7-9 21:23
寓話 不可解な死 1
〃
未詩・独白
4*
05-7-9 21:22
紙飛行機になる
千波 一也
自由詩
13*
05-7-9 21:20
お空は少し広すぎるので
〃
自由詩
11*
05-7-9 21:17
飛ぶ
「ま」の字
自由詩
13*
05-7-9 20:46
目線
Kanata...
自由詩
4*
05-7-9 19:44
野球少年
むくげ
自由詩
2
05-7-9 18:23
夕暮れが始まる頃に
チャオ
自由詩
4*
05-7-9 18:08
「Fw: Fw:」
又一
自由詩
0
05-7-9 17:27
スクランブルエッグ になる少し前
デニスホッパ...
自由詩
3*
05-7-9 14:54
戦争
ふくだわらま...
俳句
1
05-7-9 13:24
しあわせなけもの
チアーヌ
自由詩
12
05-7-9 12:48
ノート(35Y.6.16)
木立 悟
未詩・独白
5
05-7-9 12:28
『lost』
しろいぬ
自由詩
2*
05-7-9 11:06
『寂肉狂食』
〃
自由詩
1*
05-7-9 10:56
『ニンゲンの丘』
〃
自由詩
1*
05-7-9 10:53
バランス
望月 ゆき
自由詩
17*
05-7-9 10:53
惑する夜
かぜきり
自由詩
1*
05-7-9 9:58
七人の男(ハトを捕まえる男)
たもつ
自由詩
12
05-7-9 9:01
きみの、うつくしい
かのこ
自由詩
12
05-7-9 5:36
あけがた
床
自由詩
4*
05-7-9 4:19
はたちになるまえに
〃
散文(批評...
3
05-7-9 4:10
まばたき
〃
自由詩
0
05-7-9 3:40
見つめている
yaka
自由詩
4*
05-7-9 2:12
ながうた
大覚アキラ
自由詩
10
05-7-9 1:41
こころみ 2
るか
自由詩
17
05-7-9 1:20
ねえ、もうつかれた
八月のさかな
自由詩
8
05-7-9 0:30
空をじょうずにさわれない
〃
自由詩
8
05-7-9 0:13
露店にて
太郎冠者
自由詩
2*
05-7-9 0:07
加筆訂正:
天の川に架かる橋の上で
/
服部 剛
[20:14]
一行足しました。
47rows, 1.01sec.