眠りの中からカラカラまわる
昨日、明日と呼んでいた今日
泥の様なこの世にはまる
モラトリアル今 ....


大きな犬に
吠えられたので
逃げる
逃げると
追いかけてきて
かぶりと
噛みつか ....
レトール ラトール ロトール
きみはうわのそらで 嘆いて
リトール メトール レトール
ぼくは ....
「君が好き、と、君だけが好き、は違うのよ。」
そう言った限り黙り込み、ただ頬を光らせ、
ボストン ....
私達は同じようで同じではないので
笑ってしまいます
それを知っているのは
彼とその飼い犬だけ
 ....
ただそれは、空想にすぎない出来事で
それは解っていたんだけど
解っていたんだけど

つめがな ....


反対者が多くて
否決された人生
今からやり直す

妖怪
小豆洗いに
教わって
 ....
痛くても 苦しくても

いつか忘れてゆくのかもしれない

それでもいい そうなればいい

 ....

横断歩道の真中で
持ち主を失った目覚し時計が鳴っている
この世のどこかにはそんな交差点があっ ....
いつものように、この駅を抜け、
いつものように、あのラーメン屋街に着くと、
いつものように、あの ....
誕生日がきました。
みんなに、プレゼントをもらいました。
けれど、どんなに高いプレゼントよりも、 ....
何もしていないのに、僕の指には、小さな切れ傷があった。
ほんの小さな傷なのに、こんなに痛いんだね。 ....
かかしの手に 鳥が一羽
つかもうとも、よけようともせず
ただ風に吹かれるかかし

おお!そう ....
「寒い」
と君は呟く

君に街外れで告白したのは
怖かったから
君はそんなふうに
すぐ
 ....
わたしの皮膚は薄いから
毛細血管が透けてしまう

血管人間
欠陥..

理科室の
あの ....
つまりそういうことだ、仕方がない
あっという間にすんでしまうから
おびえなくてもいい、おびえても ....
朝もやの白く輝く始発待ち数え集まる雀群れゆく

階段を踵から踏み上がるとき日がのぼるのを見て見な ....
僕が部屋のベッドの上で女の子とキスしていた頃
外では無邪気な子供達が走り回っていた
僕が彼女の部 ....
君不来
君不来
睡乎
病乎

来来

愛哉

おれの名はマイティ・ボン・ジャック
マイティ で
そして ボン で
おまけに ジャック
だか ....
この夜を
この途方もなく退屈な夜を
新発売の口紅で
プルンプルンの唇を作る口紅で
塗り潰す
 ....
scene.1

満月の夜はおかしくなってしまうんだと君が云う

そんな貴方に本当はおかしく ....
椅子を引いたとき
床と
椅子の足
どっちが鳴ったか知らないよね

坂道をのぼるとき
ちょ ....
貴方が描いた旧いをんなの画を
殺すように爪でなぞる
どうぞそのまま
浮かび上がってきたりしませ ....
愛情を持ってことばと向かい合う
簡単なようでむつかしい
誰かの作品を読む
誰かの日記を読む
 ....
干からび抜いた{ルビ駱駝=らくだ}の骸骨
桃源郷から狙い澄まし
放った矢の数十と二本
駆ける羽 ....
思うに、人生で何かをするということは
鉛筆で書いた文字みたいに
やり直そうと消すこともできるけれ ....


五円玉天に向かって打ち放ち裏なら弾が一個なくなる


「死んだ時合図をしてよ」
「じ ....
疲れている

眠ることさえ疎ましく思えるほどに
疲れている

何もする気になれず
ただ
 ....
僕の言葉に意味なんてない
君の言葉にも意味なんてない
だからもう、ペンを走らせるのをやめて
そ ....
そこは底だったけれど、回りまわってきたので、よかった。









気づ ....
がらがらと開ける
明け方の雨戸に
ひょいと跳んできたら
ちょっとだけにらめっこ

あしどり ....
急な坂を登ると博物館があった。
湿っぽい薄暗い埃っぽい、
いかにも淋しいガラスケースの中、
脱 ....
「『牛の首』という怪談を知っていますか?」
「ああ、あれね。あんな恐ろしい話は聞いたことがない」
 ....
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2005年5月19日
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一秒の集積犀角自由詩005-5-19 23:24
愛知県あおば自由詩4*05-5-19 23:01
罵倒バトンリレー無知アコ自由詩0*05-5-19 22:47
君と僕とカクテルとヤマト自由詩005-5-19 22:32
双子の星巡りりぃ自由詩005-5-19 22:21
向上心を斜め45度で見る無知アコ自由詩1*05-5-19 22:03
多数決あおば未詩・独白1*05-5-19 22:03
昨日と明日のあいだ逢坂桜未詩・独白1*05-5-19 21:36
出発たもつ自由詩705-5-19 21:25
夢醒雑魚ヒロシ自由詩305-5-19 21:09
あったかいプレゼント天使自由詩1*05-5-19 20:27
傷にまみれ、壊し続けた。自由詩005-5-19 20:21
かかし葉多不来自由詩3*05-5-19 17:55
無題ふるる自由詩15*05-5-19 17:22
バカだなぁ..蒼木りん未詩・独白2*05-5-19 15:22
からだが こわい吉原 麻自由詩105-5-19 14:13
せく きもち短歌105-5-19 14:10
ベッドの上で空回りし続ける欲望の足音虹村 凌自由詩4*05-5-19 13:22
まちぼうけまちぼうけの...自由詩105-5-19 13:11
マイティ・ボン・ジャック大覚アキラ自由詩1*05-5-19 12:54
ビピーイクンベ自由詩405-5-19 12:48
REN-AI (小景)コマキ自由詩205-5-19 10:46
ただのふるる自由詩9*05-5-19 10:10
埋葬コマキ自由詩1*05-5-19 8:51
夕焼け前線uminek...自由詩13*05-5-19 7:59
疾雷ヤギ自由詩1*05-5-19 4:07
肯定的疑問符りゑ自由詩205-5-19 3:08
あの時なんであんなに死んでしまいたかったのかピッピ短歌405-5-19 2:40
犬のいる風景大覚アキラ自由詩305-5-19 2:27
炎の中で書き続けているhaniwa自由詩3*05-5-19 2:17
まるで忘れてしまったかのようにnm6自由詩605-5-19 2:10
ハエトリグモ(百蟲譜48)佐々宝砂自由詩7*05-5-19 1:23
アキヨシメクラチビゴミムシ(百蟲譜47)自由詩605-5-19 1:20
寓話 牛の首クリ自由詩005-5-19 1:07

加筆訂正:
Sex And The Poetry.Vol.2「 明日の。 」/PULL.[04:43]
一文字だけ変更しました。
34rows, 1sec.