サイト内の作品やひとことダイヤリーで詩とは何か感じたこと[230]
2024 10/04 16:16
朧月夜

足立氏こんにちは。

聖書にも「捨てられた石が隅のかしら石になった」とありますよね。福音書で語られていることって、道徳でもなんでもなくって、言われてみればそうだ、みたいな単なる実感が多いようにわたしは思っているのですけれど、「高き者は低くされ、低き者は高くされる」……詩の周辺部にいることも、詩の本質ではなくって詩の周辺を理解することも、その人がそれを貫くのであれば大切な姿勢だと思うのですが、このごろのわたしは同時に思うんですよね、自分の作品を残そうとしない人の作品って残る価値があるんだろうか、とか。

万葉集に取り上げられなかった傑作も膨大な数あるのでしょうけれど、わたしたちには知り得ないわけで、その残らなかった詩人の息吹というものも、万葉集には反映されていて、それが人の世の中だということは思いますが……。ただ、現代の大伴家持を待つのもどうなの? ということは思います。

詩の周辺部……から思い出す、わたしの実感(単なる思い出)を思いながら書いてみました。

ラスコーリニコフみたいに、その時代にあっては異端、次世代にあってはスタンダード、のような表現がされる場合も(詩ではないですが)あるわけですし、周辺部と聞くと、本質や王道よりよほど難しい気も、なんとなくします。

いつも矛盾したことばかり考えているので、まとまっていないですね。スマソ。
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