しりとりの詩 2nd[911]
2016 06/08 11:59
るるりら

光りを抱いたまま
ありうべからざる青をひるがえし
一羽の翡翠が 空間を切るように鳴いた
わたしのくちびるに浮かぶ雲をも 裂くような声だった

きのうまでの 日常が思い出せない
とつぜん 光のただなかに 私は居て
うつくしき律動の川辺に
ひとつの ぼくとつな 
わたしがいて

ただただ この世界は うるわしい 
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