しりとりの詩 2nd[7]
2005 04/17 21:45
蒼木りん

いて座が矢を放つ
見惚れて
光が弧を描き落ちる先に
何がある
目指すはそこだ
やがて
幾々度目かの
けだるい春が来ていた
感謝すべきなのか
厄介なのか
足があるから
歩いているのか
歩かされているのか
胸内磁石の示す方向へ
夏までにはたどり着けるだろうか
これもひとつの
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