2005 08/30 10:45
ヤギ
雨の多かった夏の終わりにはワタシダケがよく生えます。
見た目はマイタケ、味はシイタケに似て淡白。
押し付けがましいところはなくやみくもな優しさもありません。
数年住んだ街などに自生しています。
摘む時によく耳を澄ますと変わった音が聞こえ、
「唯一のものだったはずなのにどうしてこんなことに」
という様にも聞き取れます。
鍋にも合いますし、炒めても食べられます。
どういうわけか、他の食材の味を感じなくなることがあります。
そういうときは胃もたれするので、翌日に残しましょう。
中毒性は決して有りません。
「懐かしい街で立ち往生している人は、ワタシダケを探しているのだ」
という言い伝えがあります。