2016 08/09 03:15
ハァモニィベル
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>>96
骨董鑑定のテレビ番組がありますが、あれを見ていると、
千円くらいの品に、持ち主は、百万円とか一千万とかよく言ってますね。
本物をちゃんと見ているひとは、すぐ贋物に気づくわけで、
「これは、描線が下手すぎます」と鑑定士は云うわけですが・・・
もっとも、
マチスの絵が、展覧会の最終日まで、逆さに飾られていたことに、誰も気づかなかったんですから(気づいたのはシロートのお客さんでした)、
その辺りは、「面白い」ことなのかも知れませんね。
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世の中には、「わかりたくないひと」というのもいるんでしょうし、
「わかろうとしないひと」「わからず屋」というのもいて、
筋の通った会話ができないか、筋だけの会話しかできない、という厄介で面倒くさい方々もいなくはありません。
そういうのは、〈わかりたいことしかわからない人たち〉なんでしょうね。
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モルグ街の惨劇の現場で、
「あれは、自分にはわからない○○語(外国語)だった」と(わかる)人たちと、
これは、人間ではなくオランウータンの仕業であろう、と〈わかる〉人がいる、
わけで、
それは、フィクションであってフィクションではないわけです。
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