感想スレ[323]
2004 09/12 16:13
生田
>>322
過疎してるしここで良いかと思われます。
シンプルな手法や構成が好きなんですよ、評価の低さは好奇心が鍵だと想像。
梓さん「無罪放免」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=1230
表面は言葉遊び。抜け出しきれないアンバランスさが窺える。
作者と作品の間に凸凹がある、そこを埋めていくのが普通の詩書きだが、
バランスがとれないのが私には心地いい。
白糸雅樹「就寝」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=1269
もったいねー。とか思う。スカスカなんだ、どうとでも化けられる。
最後の二行が活きているけれど、活きてよかったのかな。
どうとでも、いや、どう化けるか知りたいと思わされた。
あする「右手物語」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=3253
はじめてみたのはF.yであったと記憶する。そのときはレスをつけなかった。
評せる力量を当時の私は持ち合わせていなかった。
一人の人生を確かに描いた詩である。その点のみが完成している詩である。
読み手は作中の「人」をみるのであり、知るのである。
しかも、読み手にそれを気づかせないくらいに良く出来ている。
詩は手先、目先の文字ではないのだと改めて思い知った。
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