2005 01/30 19:34
白糸雅樹
去年の十月に北海道に行った時、登別で温泉に入りました。めちゃ安い銭湯風のとこがあった(湯はしっかり温泉で)のでそこにするつもりで、その前に酒らっぱのみしつつぶらぶら歩いていると、雲が割れて月が出てきたので、これはやはり贅沢しようと露天風呂のあるホテルの日帰り温泉に入ると。。。。。。
露天風呂とは名ばかり、小さいのはいいとして屋根がついていて空が見えないじゃないかぁ。。。。。! 折角、月が見えそうな側にあるホテルを選んだのに。月が見えないのはまだしも、空の一片も見えない、これじゃ室内も同然じゃないか。
とまぁぶちぶちいいつつ、時間帯が夕飯時で人がいないのをいいことに朗読なぞしながら湯につかっておりましたら、ん? このちらちら落ちてくるちべたいものはなんら?
私が屋根だと思っていたものは、桟のような形になっていて、上が見えない、というだけで実は素通しだったのでした。降ってきたのは、雪。
それまでの不満はどこへやら、時ならぬ贅沢にバスの時間ぎりぎりまで湯につかりとおしたのでした。(浮かれすぎて、駅のコインロッカーに荷物を忘れてその晩は札幌に帰れなくなり、タクシーの運ちゃんに幌別のビジネスホテルを紹介してもらうというおまけがついてしまったけれど。)
にしても、湯につかっていると、声帯があったまるせいか、声がよくでるんですねぇ。湯に音が反響するのか、音響もよいし。
どっかで温泉を時間で借りきって朗読会できないもんかと考えてしまいました。
あああ、また温泉入りたいなぁ。湯につかりながら雪見酒ができれば最高なんだけれどな。鬼怒川は雪が降るのか、来年この時期を狙おうかなぁ。