廃人がポツリとつぶやく部屋14[613]
2016 12/10 06:54
こひもともひこ

分かりやすい説明文を書けないヤツラが、他人の作文の欠点を指摘してることのおかしさよ。書籍名くらいカッコでくくれよ。

花形さんへ:イソップの話、ようわからなんだんや。じゃあ、書き出ししといてあげるわ。

・三七六 自分を膨らませる蟾蜍【ひきがえる】

 牛が水を飲んでいて、蟾蜍の赤ん坊を踏み潰してしまった。母親が外出から戻って、赤ん坊はどこかと兄たちに尋ねたが、
 「死んでしまったよ、母さん。ついさっき、一時間くらい前に、四つ足の馬鹿でかい奴がやって来て、そいつの蹄の下敷になって潰されたんだ」という答。母親は自分の体を膨らませながら、その動物がこんなにも大きかったかい、と尋ねたが、子供たちの言うには、
 「止めなよ、それ以上膨らまないで。あいつの大きさに近づく前に、途中で破裂するよ」

『イソップ寓話集』中務哲郎訳 岩波文庫
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