雑談スレッド2[96]
12/09 02:23
黒川排除 (oldsoup)

知らない人が死んだ、亡くなったということに対する悲しみ。
知らない人が死んだ、亡くなったという話を聞いた時の
自分のからっぽさに対する悲しみがそれを凌駕する。
知らない人が死ぬことなどざらにあることだ。作品が残ることも。

人が死ぬことによって作品におけるその人の雰囲気は初めて確定する。
人という不定形の存在が墓石の下に落ち着くようなものだ。
わたしは既に作品群にあらゆる距離を置けるようになった、たとえ永遠にその作品に触れることが無いにしろそれは重要なことだ。
だからわたしは今新鮮なそれをたしなむことをしない。
わたしはポイントを投じないことでその意味に対するポイントを投じる。
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