2011 12/05 16:15
……とある蛙
隠喩に関して、読んだ本の一部のメモ書き
「言葉・狂気・エロス」丸山圭三郎著 講談社学術文庫
ー第四章 深層の言葉と言語芸術ー MEMO
? 言語芸術の目的→日常の表層世界
一義化され合理化された制度
画一化された価値観
等の否定及び再構築
※深層意識の言葉の流動性こそ言語芸術の源
? 言語における多義性の回復
目的 デノテーション(外示ー最大公約数的意味)
↓
コノテーション(含意ー一回的??アウラ)
方法 ?隠喩(メタファー)類似性→語の多義性
無意識下では複数の意味の重なり→圧縮
深層意識の言葉→言葉の連鎖?意味の類似性
?音の類似性
?換喩(メトニミー)隣接性→文の多義性
堤踰(シネドック)隣接性→文の多義性
無意識下では意味の断絶をもたらすもので→置換
? 無意味な言葉の連鎖
語とその意味
文とその意味作用
それぞれの絆の破壊は狂気を生み出す。
※東洋哲学におけるマナ識(自我意識)を生み出すアラヤ識
という表層の五感以外の深層意識