2011 11/10 15:04
深水遊脚
今これをやっておけば、今は苦しくても後が楽、ということが人はなかなか出来ないみたいだ。ギリシャやイタリアは増税なり公費の削減なりをもっと早くやっておくべきだった。難しいことだけれど先送りすればするほどもっと難しくなる。日本は大丈夫かな?
オリンパスの損失隠しも、損失が生じたその場で明らかにしたほうが、そのときはダメになるようにみえても長い目で見てはるかに良い結果になっただろうと思う。膿みを出し切って経営に臨めば、製品に対する信頼は絶大なのだから必ず立ち直れたと思うし。逆にいまから信用を取り戻すのは難しいかもしれない。
これは結果論だから、本当に膿みだししておいたほうがよかったかどうかはわからない。口に苦い良薬をあえて飲む人たちに、マスコミも投資家もかなり冷たいのが本当のところかも知れない。ここぞとばかりに貶めてしまう傾向があるように見える。でも長い目で見てそれが良いことならば、それを見抜いて評価してこそ資本主義はいいシステムであることができると思う。
TPPは口に苦い良薬なのか、ただの毒なのか。正直今はよく分からない。
(スレオペに必要な条件は多分、消えないこと。中川さん、頑張れ!)