詩と散文を作る手段全般についての情報と意見交換 part2+α[127]
05/19 13:00
深水遊脚

 本に囲まれているのが好きです。図書館はいつまでいても飽きないです。書店でも立ち読みで時間をつぶしたり、新刊本の背表紙やポップをチェックしたりしています。
 家の本棚の本は、常備薬みたいなものかもしれません。この気分のときはこれを読む、この状況を明日から乗り切らなければいけないからこれ、などなど。
 腰を据えて読むことは、かつて苦手でしたが、哲学書で鍛えました。まだ鍛練の途中ですが、たいていの難解な書物にはひるまなくなりました。

いまの愛読書

『陽だまりの彼女』越谷オサム著
いま読んでいる。ところどころ違和感あり。世代のズレかな。逆にそれが楽しい。不穏な伏線が出すざらつく感じも。

『プロレゴメナ』カント著
純粋理性批判のエッセンスにたどり着くための架け橋的な本。ほどよい長さだけれど読み応えはかなりある。

『中勘助詩集』中勘助著
「塩鮭」が気に入っていて、探した末に手にいれたもの。「塩鮭」をどんなふうに読むかが、私にとって自分自身の状態を知る、体温計のようなものかもしれない。
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