生贄合評スレ[74]
2004 11/21 19:27
クリ

まず、Monkさんの評について。
この詩のいちばんの難点というと、多分作者本人が気づいてないと思うんですが、
 北海道弁で書かれている(誇張ですが…)
ということでしょう。「かぶさっている」は標準語ではありますが、特に関東ではこのようには使われない。
もうひとつ、「やぶける」も、あまり使われない。このふたつは北海道ではかなり普通の言葉。
「止ませる」も、ほとんど使われることのない言葉。(これ、文法的に正しいのだろうか?)
このあたりが、「なんかヘン」と感じる理由だと思います。

内容については、非常に個人的な体験そして感覚を、ほとんど「優しくない筆致」でラフスケッチしたような印象があり、伝わりにくいと思います。
パーソナルなものが、グローバルになり切っていない、というか。
「クリーム」などは、「分かる人だけ分かればいい」みたいな感覚で。
気のせいか、There's a shadow hanging over me というフレーズがちらつく。
「校舎の影に」は本当は「校舎の陰に」なんだけれど。いつまでもつきまとう影のような…。
…んんん、つられて評もパーソナルになってしまったんでないかい。
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