生贄合評スレ[312]
2010 05/17 23:53
鵜飼千代子

黒葉さん、こんにちは。戻して戻して。
四つ葉が好きなんです。幸せをもたらすと言われていますけれど、成長点を潰さ
れて、三つ葉だったものが、そこから先四つ葉になるっていうでしょう?五つ葉は、
金運にいいらしいです。

さて、本題です。(笑)

そうなんですよね。この詩で「君」と「私」を同一だとすると、性交している相手は蚊帳
の外だろうなとわたしも思います。
そうすると

>早足で通り過ぎていく
が、今度はなんだろうということになります。
せっかちな相手だったというには、中途半端な場所に置かれている気がします。
最後の2行も宙ぶらりんになる。

>すべてが悲しみに定着して
>月の周期に生と死が同期する
ここは、1、2行目のつらさや悲しみと、中盤、喜びと引き換えに失うものへの悲し
みじゃないでしょうか。それらがひとつの悲しみとなる。生と死は、受精すれば新
たな命を授かりますが、しなければ生殖という意味合いでの性交は失敗、何億も
の(?)戦士が討死します。そういうことなのでは。

先に書いた内容で、話者は女の子で、蚊帳の外でない相手の男子がいる詩だと
わたしは読みますね。この詩で「私」と「君」を同一とするのは、少し無理があるよう
な気がします。どうでしょう。
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