RT会議室突発連詩ログ保管庫[86]
2005 09/25 03:35
銀猫

夜更かしレンジャー連夜連詩

参加者:水無月一也(はらから漆黒)、銀猫(はらから水浅葱)
※順番は内緒です(笑)

「半魚人」 

混雑した昼下がり 秋風のロンドも困り顔
風邪気味のきみ Tシャツの袖から意地っ張りな腕が震えてる

これといってあてもなく 右と左と交互に見つめるT字路
知らない街では 左胸にきみの髪が近い

髪を揺らした摩天楼 その温度について 覚えていない
ただ温かかったのは さっき触れた唇ばかり

左胸がチクンとする 温度計をのぼる水銀キラリ
このままじゃ胸部レントゲンが記念写真になってしまうよ

妖精の囁きが聞こえる 「ねえ。このまま帰ろうよ」
歩けなくなっちゃった?119緊急要請だ!

「歩けばそれが道となる」 往くのだ! 負けてはならない
じゃあこの道でおんぶして!腰痛に負けないでね!


★タイトル命名秘話
「なにこれ・・詩?」
「前半と後半が・・」
「半魚人みたいだー」
という訳で無茶しました。読んでくださった方、怒らないでね。
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