書き換え連詩スレッド[165]
2018 05/10 00:54
ハァモニィベル
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空洞に積もった
静寂のまぶたが静かに
数え切れない 時間の糸で
綴じられてゆくことがある
なのに,
悪戯な足跡を セピア色の行間に遺して
五百光年の距離だけは置き去りにして
そっと 見開らかれた瞳のように
孤独な宇宙の影のなか
碧く咲いているきみ
が在る
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