2009 05/30 09:33
石川和広
これも佐々さんに嫌われるだろうけどがんばっていいたい。
戦争、いじめ、暴力、性暴力、事故、怪我、他者の被暴力を見た体験。
すべてフラッシュバックや、似た苦しみのプロセスをたどることがしられている。
戦争で他人を殺した人もトラウマで多数自殺している。アメリカで。
声高に戦争反対を言う人と沈黙する人が二極化し、なかなかうまくいかないのも似ている。
もちろん性暴力がこの中でいささか色合いを異にするのは認める。
しかし、しかし。どこかでつながっていまいか。
人のその人のそのものが踏みにじられる点で。
自分の痛みをそれを感じることの重み。
そこからしか始まらない。
しかし。
そこに幾たび回帰するとしても。
自分はこの痛みをどう表現したらいいのか。
他の傷つく人にどう思いをつたえることができるのか。
どうしたら伝わるのか。
違いをみとめてなおどうしたら同じ地平に立てるのか。
どうしたら自分は心を開けるのか。
どうしたら相手と通じ合えるのか。
昔、親しかった人にも被害にあった人がいて
とうとう心に届くことができなかった。こんなこといっちゃいかんかもしれんが
いつまでもそのことがひっかかっている。
また自分の苦しみをわかってくれなかった人も
たくさんいた。
わかってくれる人もいた。