2009 05/27 20:34
小池房枝
時折、見かけるたびに「ああ、午後の恐竜だな」と思っていたのですが、地球カレンダー、という言い方、考え方、今ではすっかり定着したようです。ものの本、ネットのサイト等々が数多くあるのに先日あらためて気がつきました。地球の誕生を年明け元旦午前零時、現在までの出来事を一年の中に割りふってみるとなんと人類の誕生なんて、というやつですね。星新一のショートショートに、せつない一篇があったのでした。
#栗本薫氏が亡くなられたそうです。グインサーガは読んでいなかったのですが、「滅びの風」が好きでした。なんのてらいもなく好きでしたと言ってしまえるようなさわやかな短編集ではなかったのですが、最近読んでみていた巖谷國士いわく「ひとは世界の終末というものに対してどうしても風水火土のいずれかのイメージをあてはめてしまうものらしい」ということで、私にとっては風の中のそれだったのでした。