05/06 00:59
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まず前置きとして。先の私の意見は道義的な観点からのものであり、組織的な観点からすれば到底考えられない意見です。自衛官には上官の命令に服する義務というのがあるので、どれだけ納得出来なくても文句を言わずに従わなければなりません。その点から考えると、私は自衛官には不的確と言えるのかもしれない。
さてさて。文化が国や民族を越境してくのであれば良いのですが、それは上層を舐めるように、といった印象が強いですね。下層を駆け巡っているのがアメリカという文明であり、所々でそれが噴出しては個々の文化を土石流で呑みこんでいる。火山の噴火を阻止する方法が無いのと同じで、まさに防ぎようの無い状態。せめて、(土石流に対する)防護壁くらいは設置したい。それが明確に見える区切り、国という単位なのでは?と考えています。実際、満州という国家は、共産圏に対するそういった備えの意味で生まれた国でしたからねー・・・。と、まあ、何だか夢も希望も無い話なのですが。
例えば日本の企業は、海外に進出する際には現地での文化を「尊重」した運営を試みます。これは自衛隊にも言えることで、わざわざ髭を蓄えたりとかしてましたよね。問題は、アメリカはそれを一切無視しているという点。無視する、という噴火による被害。
これは、中国における中華思想と同じものがアメリカにもあって、アメリカ人の中では、州が国、国が世界という考え方が定着してるせい。
きちっと尊重さえしてりゃ、被害なんて最小限だった筈なのに。でも、尊重しないのがアメリカの文化だと言われれば、それはそれで納得してしまえる。悲しいけれど。