ニューススレ[274]
06/27 01:09
佐々宝砂

>>273
ですから天皇制はあくまで宗教なのではないか、と私は申し上げました。一宗教団体がひとつの血族をあがめるとしても、国政と関わりない限り、またオウム真理教のようなテロを企てない限り、一宗教の存在くらい容認してもいいと思います。伝統も認めましょうと思います。けれど宗教と政治は分離すべきなのではないですか? 日本国民には信教の自由が保障されています。私はクリスチャンです。西洋かぶれでクリスチャンになったわけでも、親に教育されてなったわけでもありませんよ。私に必要な安寧を与えてくれたのがキリスト教だったから、クリスチャンになりました。キリスト教にも、もちろん多々の問題があります。かつてはひどいことをずいぶんやらかしています。現在のアメリカブッシュ政権も、そうした「ひどいこと」のひとつをやらかしてしまったのかもしれません。しかしキリスト教は、ひとりひとりが神と対峙することで、信仰を保つのが本来の姿であると私は考えており、だから私は友人が私と違う宗教を信じていても特にケンカはいたしません。※さんが天皇を神格化するのも自由であろうと思います。ただ、それを他の人に強要してはいけないのです。まさしく憲法違反ですよ、信教の自由を犯します。

というわけで、私は部落関係者の立場からものを申し上げているわけではありません。自分の信仰にたびたび疑いを抱く、転びバテレンのような平凡で弱いクリスチャンとして今回は申し上げました。日本という国の中で、私の宗教はどちらかといえば少数派です。差別されるというほどではないにしても。また私は女性です、具体的な例は煩雑なので略しますが、依然として差別されている存在です。肉体的に損傷があって子どもを生めない私のような人間であっても、外見的に異常がわかりませんから、「なぜ生まない」とつめよられることもあります。それがどれほどつらいか※さんに想像できますか。また私は最低限に近い日雇いの労働者でもあります。これはあるていど好きでやってるので差別されてもいたしかたありませんけれど、三十代半ばを過ぎ大卒でもなく資格もない既婚女性の職場がいかに少ないかということ、※さんに想像できますか。
スレッドへ