2009 08/14 10:36
AtoZ
訂正:連邦準備委員会→連邦準備制度理事会(FRB)
ついでにFRBについて豆知識を一席。(コホ)
USAドルの通貨発行権は、USA議会にあると、USA憲法は規定しています。
しかし、1913年12月、クリスマスで浮き足立っているとき、ひとつの法律案がUSA議会を通過し、ウッドロー・ウィルソン大統領が署名して法律となりました。
アメリカ合衆国(USA)の場合。合衆国連邦憲法の第一章第八条五項には、「合衆国議会は貨幣発行権、貨幣価値決定権ならびに外国貨幣の価値決定権を有する」との規定があります。
この法律は、実質「中央銀行設立法」でしたが、議会に提出されたときは、二人の議員の名前を付けた「グラス・オーウェン法」という名称でした。
この法律に基づき、FRB(連邦準備制度理事会)というUSAの中央銀行が設立されました。
新設されたFRBは、政府機関ではなく、100%民間の株式会社です。USA政府は、一株も所持していません。つまり、政府・議会・大統領からの管理・統制は、何一つできないし、会計監査もありません。
こんな民間会社がUSAドルの通貨発行権を握ってしまったのです。USA憲法違反であるFRBの実態を詳しく見てみましょう。
1、USA財務省は、FRBからの指示でUSAドル紙幣を印刷・発行します。
2、このドル紙幣の所有権は、FRBにあります。
3、USA政府は、FRBからドル紙幣を購入します。
4、FRBは、このドル紙幣で、財務省発行のUSA国債を購入します。
5、ドル紙幣の購入代金、当国債の利息は、USA国民が払う連邦所得税で賄われます。
これは立派な「犯罪」です。FRBは、準備金など無く、元手ゼロで、巨万の富を「合法的」に取得しているのです。USA国民の税金で発行された「ドル紙幣」を、タダで取得します。
それを政府に売っています。「取得」ではなく「収奪」していると言ったほうが適切ですね。世界最大・最悪の犯罪シンジケートに他なりません。