2007 02/07 23:42
Rin K
ふと、おもて歌ならずおもて詩なるものを思ふ。
おもて詩は、たとひ難ぜられたるものなれど、自らが志何よりも深かればよし。五条三位入道も、さ言ふけるとなむ。
さればわがおもて詩は、いまはささめゆきなり。海への思ひも深けれど、雪にまつはる思ひ、さらに深し。
みな人、いづれの詩をとりておもて詩と定むるか、問はばやと思ふ。
さて、古語の宴といふもの、いと興あることかな。
われ。きのふより梅を題に書かむとすれど、筆さらにすすまず。
京といふも、ゆく河の流れもにごり、人、車の往来いそがはしければ、まことの梅を見つけ、立ち止まりてながむることいと難し。
あはれ寂しきことかな。
*おもて歌・・・代表作
ぽえむの君へ
三十一文字による語り、これも興ありけり。
後に挑まんと思ふ。